※2018年10月31日更新~最新の情勢に合わせて内容を全面的に見直しました。

この記事は「ドライブレコーダー」+「常時録画」と言うキーワードで検索し、ここに辿り着いた方向けにドライブレコーダーの常時録画について説明しています。

以前は「常時録画」を謳っているドライブレコーダーも多かったのですが、最近では少なくなりました。

まぁ、業界側としてはドライブレコーダーは常時録画が出来て当たり前になっているからです。(笑)

常時録画って言葉はどういう意味で使われているの?

「ドライブレコーダーの常時録画」について、この言葉を聞いて一般のユーザーが最初に連想するのは「駐車中の常時録画」ではないかと思います。

ところがドライブレコーダー業界としては、この「常時録画」という言葉を「走行中の常時録画」という意味で使用しています。

「走行録画」と表現すれば分かり易いんですが、海外モデルだと「運行録画」と言うような意味合いの言葉が割り当てられています。

それが何故か日本に入ってきた時に「常時録画」と言う訳語が割り当てられたらしく、初めてこの言葉を聞いた人は走行中は常時録画が出来て当たり前だから、「常時録画」と言うのは「駐車中も含めて常時録画が出来る」事を指しているのだろうと勘違いし易いのではないかと思います。

過去のドライブレコーダーは、記録媒体の価格が高かった事もあり、走行中でも衝撃を感知して必要な時に録画を行うタイプもありましたので、「常時録画」を売りにしているものもあったかと思いますが、microSDなどの記録媒体の価格が下がってきた事で、現在では走行中の「常時録画」は出来て当たり前になっています。

…と言った状況なので、このページではドライブレコーダーの走行中の「常時録画」の仕組みと、駐車中の「駐車監視録画」の仕組みについてご説明します。

走行中の常時録画

これは「走行中に常に録画をしますよ」という機能ですが、ほぼ全てのドライブレコーダーに標準搭載されています。

全てのドライブレコーダーに搭載されていて当たり前の機能なので、最近は「常時録画」を謳っている製品を見掛ける事はほとんどなくなりました。

なお、現行のドライブレコーダーには走行中の「常時録画」の他に、衝撃を検知して動画を別の領域に保存するイベント録画機能と言うものがあり、この機能を「衝撃録画」であるとか、あるいは「Gセンサー録画」などと呼んでいるメーカーもありますが、概ね似たような機能です。

駐車中の常時録画

駐車中の常時録画は、最近は一般的には「駐車監視」であるとか、「パーキングモード」と呼ばれる事が多いですが、極論を言えば電源さえ確保する事が出来れば、どのドライブレコーダーでも駐車中の常時録画は可能です。

ただし、その方式が様々で電源の確保の方法や利便性の面では、メーカーやモデルごとに大きな差があります。

駐車中の常時録画の際の電源確保の方法

駐車中の常時録画(駐車監視)を行う為には、当然ですがドライブレコーダーを駆動させる電源が必要になります。

最近では以下の方法が比較的スタンダードな電源の確保の方法となっています。

 

①車のバッテリーから給電する

②ドライブレコーダーに搭載されている内蔵バッテリーから給電する

③モバイルバッテリーなどの外部電源から給電する

④ドラレコ専用の外部電源から給電する

 

因みにソーラータイプのドライブレコーダーは、供給電力が全く不足する為、現時点では存在しません。(ソーラーパネルの飛躍的な性能アップか、ドラレコの超省電力化が必要)

ソーラーチャージャーによるドライブレコーダーの駐車監視の実験(頓挫中)

なお、駐車監視の際の電源供給方法には、それぞれメリットとデメリットが存在しますが、順に説明すると以下の通りとなります。

車のバッテリーから給電する

最もスタンダードなパターンが、車のエンジンが停止している状態でも車のバッテリーからドライブレコーダーに給電を行い、駐車中も録画を行う方法です。

メリットとしては、既存の車のバッテリーを使用する為、大きなコストが掛からないと言う点が挙げられます、

ただし、バッテリーの寿命が縮んだり、バッテリーが上がってしまう可能性もゼロではないと言うデメリットも存在し、ドライブレコーダーの各モデルごとに専用のケーブルが必要になり、取り付けもシガーケーブルではなく、ヒューズから電源を取りだす必要がある為、取り付けの難易度は上がります。

こんなケーブルを使用します。

バッテリー上がりを防ぐために、バッテリーの電圧が一定値以下になると自動で電源を遮断してバッテリーを保護する機能や、タイマー設定機能などが搭載されているモデルが多いですが、それでも100%バッテリーが上がらないとは言い切れず、各メーカーともにバッテリー上がりに関しては免責事項となっています。

まぁ、そもそもバッテリーが上がる原因はドライブレコーダーだけとは限らないですから…。

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ドライブレコーダーに搭載されている内蔵バッテリーから給電する

最近は駐車監視用の内蔵バッテリータイプのドライブレコーダーはかなり減っていますが、一部メーカーからは内蔵バッテリーで50分間の駐車監視を行うモデルもあるにはあります。

このタイプのメリットとしては、シガーケーブルでの配線が可能で取り付け難易度が低い点、専用の駐車監視ケーブルが不要でコストも抑えられる点、車のバッテリーを傷めない点などが挙げられます。

デメリットは監視可能な時間が最大でも50分間で、長時間の監視には向いておらず、内蔵バッテリーの充電にも3時間程度とかなりの時間が掛かる点が挙げられます。

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モバイルバッテリーなどの外部電源から給電する

日本で販売されているドライブレコーダーは、もともと韓国で普及していたものがベース技術となっている12Vタイプのモデル(コムテック・セルスター・ケンウッドの一部)と、アクションカメラの技術を流用したと見られる5VのUSBコネクタを使用した中国工場系の技術がベースとなっている2つの系統に分かれています。

このうち5Vモデルについては元の規格がUSBである為、モバイルバッテリーからの給電を容易に行う事が出来ます。

※別途市販のminiUSBケーブルやmicroUSBケーブルが必要な場合もあります。

このタイプのメリットはシガーケーブルと同様に配線が簡単である点、大きなコストを掛けずに長時間の運用が出来る点、車のバッテリーを傷めない点が挙げられます。

デメリットとしては、モバイルバッテリー自体の普及に伴い、破裂や発火などの事故も増えていますので、安全面の管理は100%自己責任になる点が挙げられます。(特に暑い車内での使用には注意が必要)

モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー

ドラレコ専用の外部電源から給電する

モバイルバッテリー以外にも車内での使用を前提として安全性を重視したドライブレコーダー用の外部バッテリーも存在します。

このタイプはメーカーの特定モデル専用品であったり、シガーソケットを搭載した汎用品も販売されており、取り付けの難易度はタイプによって様々です。

駆動時間は概ね12時間程度が目安となり、車のバッテリーを傷めないと言うメリットがありますが、価格がそれなりに高いのでコストが掛かるのがデメリットとなります。

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駐車中の常時録画の利便性

駐車中の常時録画(駐車監視)の録画方式やオン/オフの操作方法の組み合わせは、モデルによって様々です。

代表的な例を挙げると、録画方式については以下の3通りがベースとなります。

 

・走行中の常時録画を継続する

・動体検知(動くものを検知した時だけ録画を行う)

・衝撃検知(衝撃を検知した時だけ録画を行う)

・タイムラプス(1fps~1秒に1コマの撮影を行う)

 

 

この3つの録画方式を組み合わせているものがほとんどですが、その中でも衝撃検知については、衝撃後からの録画になるもの、衝撃前の10秒~30秒から衝撃後の10秒~30秒の録画を行うものなど、メーカーやモデルによって様々な方式が存在します。

 

また、駐車監視についてもエンジンのオンオフに連動するもの、手動で操作が必要になるものの2通りが存在します。

ドライブレコーダーの常時録画のまとめ

以上、ドライブレコーダーの常時録画について説明しましたが、駐車監視を本格的にやりたい場合や、使用頻度が高い場合にはそれなりに利便性が高く、証拠能力にも優れたモデルを選びたいところです。

以下のページでは過去にテストした100機種以上のドライブレコーダーの中から、駐車監視の際の利便性や証拠能力に特化したモデルをご紹介していますので、駐車監視対応のドライブレコーダーを導入したい方は是非お読み頂けるとお役に立つかと思います。

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(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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