実機レビュー バードビューモニター搭載のCarPlay10.1インチアンドロイドナビ ATOTO S8 Pro S8G2104PRの評価

こんにちは! 元エンジン要素研究員で、自称エンジニア上がりモータージャーナリストの大林寿行です。

普段、皆様がクルマに乗られる中で、既存のカーナビの機能に不足を持ったりする事はないでしょうか?

また、大きいクルマでは、コンビニなどの公共駐車場等での後方の視界が悪く、動きが速い二輪車や自転車、または歩行者が行き交う場所で、危ない経験をした事はないでしょうか?

販売されてここ2〜3年くらいの比較的新しいクルマに搭載されるカーナビは、車格に対して非常に高価なナビが付いていますが、ワイヤレスCarPlayやAndroidが当たり前のように付いているので、ナビは常に最新の物が使えるようになっています。

また、安全運転支援系のUIとしても使われるようになっており、より安全に運転するためには欠かせない装備となっているため、採用されるカメラが強化され、設置箇所も増えつつあります。

それに伴いモニターの大画面化が図られており、実用性としての機能を満たす事はもちろんの事、安全装置としても欠かせない装備となってきています。

そこで今回は、いつでも最新のナビが使えて、どんなクルマでも安全な後方視界が導入出来る「バードビュー搭載ATOTO S8 S8G2104PR アンドロイドナビ」の3つの特徴をご紹介致します。

動画もご紹介していますので、是非、こちらもご覧下さい。

直ぐにネットに繋がる

このアンドロイドナビを使用する際は、インターネット接続をする必要がありますが、一般的な接続方法は主に4つありますので、まずご紹介を致します。

・SIMを使った4G接続
・携帯のテザリング機能を使った4G接続
・車内WiFiを使ったWiFi接続
・ポケットWiFiを使ったWiFi接続

SIMは、私自身が使った事が無く、具体的な料金体系等を把握していないため、ここでは割愛致します。

テザリングは、最も安価な設定方法ですが、接続する度に携帯のテザリング画面を開く必要があり、ナビによっては、設定が画面を開き、回線の指定をする必要があるので、乗り降りするクルマの使い方とはマッチしません。

車内WiFiは、各社自動車メーカーで用意されているサービスとなるので、純正ディスプレイオーディオまたはナビに組み込まれている機能ですので、社外品のオーディオ交換の際には使う事が出来ません。

ポケットWiFiは、純正でもアフター品でも使えて、更に持ち運びも出来る点で、車内WiFiとして使う場合でも非常に使い勝手の良いガジェットとなっています。

今回使用したリピートチャージWiFiは、ATOTO S8 Proとのマッチングも非常に良く、一度設定してしまえば、エンジンON/OFFだけでWIFiの接続が完了し、自宅のネット感覚で使う事が可能です。

更に、最近のモデルは、月額使用料いわゆる固定費がかからず、予め自分が使うデータ使用量を割り出し、使う分だけの支払いで良いので、経済的なメリットもあります。

ATOTO S8 Proのスムーズなネット接続が可能な事により「直ぐにネットに繋がる」一つのガジェットとなっております。

直ぐにネットが見れる

クルマで遠出をされる際、今やナビは必須の機能となっています。しかし、調べたい情報を直ぐに調べる事が出来なかったら、いくら高価なカーナビであったとしても、意味を成しません。

このATOTO S8 Proは、前述したWiFi接続によって、即座に必要な情報がキャッチ出来るようになります。

カーナビは、Googleマップ以外でもYahooカーナビ等もありますが、自分が使いやすいアプリをPlayストアからダウンロードしておけば、開いた瞬間から直ぐに見れます。

Googleマップの場合は、車内の使用を前提として作られているので、ほとんどの知りたい情報は、音声認識だけで完結してしまいます。

今までは、ナビの音声認識の精度が乏しく、手打ちをしなければ目的地情報を調べる事が出来なかった訳ですが、その煩わしい作業もなくなり、車内の使用に相応しい操作により、知りたい情報、見たい情報が直ぐに拾い出せるようになります。  

もちろん、ナビに留まらず、YouTubeをはじめとした動画の視聴、YT musicによる動画を再生しながらの音楽鑑賞、テキストファイルによる調べ事など、様々なネット情報が見れるようになります。

仮想リヤビューカメラ

ATOTO S8 Pro専用に開発されたリヤビューカメラは、非常に後方認識がし易くなっています。

水平の視野角が180度と同時に、高さ方向の視野角も広くなっているためです。

従って、ガイドラインが非常に見やすく、また設定の自由度が高い事も特筆すべきポイントです。

また、なんと言っても10.1インチの大画面モニターになっているため、見やすさはより一層倍増しています。

更に、個人的に凄いと感じた機能として、仮想バードビューモニターです。

これは、リヤカメラ1台のみで、クルマを真上から仮想で映して、車庫入れの時のクルマ位置、左右のクルマ等のクリアランス、クルマ周辺の状況等を一台のカメラでキャッチ出来る画期出来なシステムとなっています。

バードビュー自体は、最近の新型車では当たり前のように付いており、前後左右に搭載されたカメラの映像を映し出していますが、このATOTO S8 Proのリヤビューカメラは、一台でこなしてしまっている所に凄さを感じました。

これにより、新車だけではなく、年式が経過したクルマでもバードビューモニターが導入出来る事から、特に公共の駐車場における安全性を向上させる事が出来るため、これからの革新的な機能だと言って間違いないと思います。

所見

まだまだ中古車市場が台頭する中で、アンドロイドナビが登場する事によって、経年変化しているクルマのインターフェースが、大幅にアップデート出来る事が分かりました。

それによって、年式問わずに自分が好きなクルマをより快適に、より安全に乗り続けて行ける意味を持っていると考える事も出来、非常に大きな意味があると感じた次第です。

今後更に、アフター品の進化によって、よりクルマの安全性能が向上出来るアイテムが出てきてくれる事を心待ちにしたいと思います。

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