※7月29日更新~無線LANカードつにいて追記しました。

かなり意表を突かれた展開になっていますが、1~3月に発売された「ZERO703V」が半年でフルモデルチェンジを遂げてしまいました。(笑)

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半年で型落ちってちょっと酷くないっすか?

ついにレーダー探知器も春夏・秋冬モデルの発売の時代に突入か…なんて事はまずないと思うのですが、今年のコムテックは一味違う感じですね。

「ZERO 704V」は「ZERO 703V」のマイナーチェンジ版かと思ったが…

今回発売された「ZERO 704V」は見た目は「ZERO703V」のマイナーチェンジ版っぽい感じがしますが、通常の年次更新並みに変更点があるようです。

 

小型移動オービスの種類を識別できるようになった

最も大きな変更点は、小型移動オービスを種類別に識別して警報を発する機能が追加された点です。

小型移動オービスには固定式と半可搬式、可搬式の3タイプの設置方法による種類があるのですが、これらのタイプを識別して警報を鳴らす事が出来るようになったようです。

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まあ、この辺りの移動オービスのレーダー波の射程距離は150m程度の筈ですので、光らせるような速度で走っていると7~8秒で通過してしまいますし、2~3秒の空走距離が命取りになりますので、悠長に警報の種類で対応を考える余裕はないんですが、個人的にはなかなか面白い機能ではあると思います。

これはレーダー波を識別する訳ではなく、どうやらGPS警報を3種類のパターンに分けているようです。

小型移動オービス絡みとドライブレコーダー連動機能+ドライブレコーダー単体の性能や機能で、2017年のコムテック製品はかなり売れている感じがしますのでイケイケで来てますね。

まるで2015年のセルスターの状況に似ていますが、おそらく「ZERO 803V」の後継機である「ZERO 804V」も9月くらいまでには発売されると予測します。

数年前まではどちらかと言うと廉価なイメージが強かったコムテックですが、ここ1~2年はハイエンドモデルはゴージャスで高級感を追求し、エントリークラスは簡素で価格を圧倒的に下げるという商品政策をとっています。(Amazonが無理矢理安く売っているだけかも知れないが)

最近は左右にLEDボタンを配置してレインボーイルミネーションのような光り方になっていますが、好みは分かれるものの、かなり売れているところを見ると世の中のトレンドを捉えている感じなのでしょうか。

インターフェイスも大幅に変更されている

「ZERO 704V」ではインターフェイスも大幅に変更されているようで、メニューの表示方法がタッチ操作を前提にしたものに変更されているようです。

タッチパネル自体は感圧式だと思いますので、この画像を見る限りボタンが小さく押しにくいような気がしなくもありませんが。

コムテックの液晶はタッチ操作がしにくいので、私はいつもリモコンを使用しています。

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この辺りも改善されていると良いのですが…。

取締・検問データが大幅に増えた

「ZERO 703V」と比較すると「ZERO 704V」ではGPSデータが16万件→16.5万件、取締・検問データが4万件→6万件に大幅増となっています。

通常の年次更新以上に増えていますので、なかなか充実したモデルチェンジだと思います。

「ZERO 704V」は買いなのか?

「ZERO 703V」は2万円ちょいですが、「ZERO 704V」は3万円オーバーですので使用したい時期にもよりますが、お盆に間に合わせたいと考えているなら最低でも7月末くらいまでは待った方が幸せになれるのではないかと思います。

小型移動オービスの識別よりも、取締・検問データが4万件→6万件に増えたというのは地味にデカいかも知れませんね。(笑)

既に「ZERO 703V」を購入してしまった人には残念な展開ですが、明らかに「ZERO 704V」の方が良いモデルである事は確かでしょう。

 

余談ですが個人的には「ZERO903VS」を小型移動オービスのレーダー波に対応させて欲しかったと感じますね。

「ZERO 704V」のレビュー、評価

レーダー探知機としては珍しく「ZERO 704V」がかなり気になっていたので買ってしまいました。

また2時間程度しか使用していないのでざっくりとした印象と注意点を記載しておきます。

デザイン面はなかなか良い…と感じる

これは超主観ですが、デザイン的には「ZERO 703V」と同様だと思いますが夜間のLEDがなかなかカッコいいと思います。

【左が802V 、右が704V】

結局はこういうのが好きかどうかですね。

厚みの部分では2013年モデルの「ZERO92VS」から全く変わらず、レーダー探知機としてはかなり厚みがあります。

コムテックの70系はコンパクトを売りにしているのですが体積はそこそこあります(笑)

インターフェイスは良くなっているが、タッチパネルの操作感は従来通り

「ZERO 704V」は「ZERO 703V」までとはディスプレイの表示内容を選択するメニューが変わっています。

「ZERO 703V」は使用していませんが、説明書を見る限りは「ZERO 802V」までと同様で以下のように100以上の項目を送るのが大変でした。

「ZERO 704V」ではカテゴリー別のメニューに変更になっており、目的の項目を呼び出し易くなっています。

メインメニューに関しては従来と変更ありません。

操作感に関しては以前と同様に感圧式なのでもっさりですね(笑)

やはり私はリモコンを使ってしまいます。

レーダースキャンとは別に警報対象の項目別の距離が表示できる

コムテックのレーダー探知機は「ZERO903VS」以外はフルマップレーダースキャンはないですが、「ZERO 704V」では代わりにこのような警報対象までの距離を表示する「レーダースキャンリスト」と言う待ち受け画面があります。

これはなかなか面白く、実用的でもある機能だと思います。(これは気に入った)

「ZERO 703V」まではこの項目は説明書に記載がないので、新機能かと思います。

その代わりにこんな感じですね。(以下ZERO 802Vの例)

まあ、次の警報対象と距離は表示されているので変わらないと言えば変わらないのですが、「ZERO 703V」の方が分かり易く感じました。

無線LANカードは東芝 FlashAirが使用可能だった

「ZERO 704V」は純正の無線LANカードが別売になるのですが、ユピテルでは使用可能だった社外品の無線LANカード「TOSHIBA/東芝 無線LAN搭載SDHCカード(FlashAir) 」は、2017年7月現在のところ、条件付きで使用が可能でした。

一応2通りの方法でテストしたのですが、中身を丸ごとコピペする方法だとSDカードエラーで起動できず、「ZERO 704V」専用のSDカード作成ソフトを使用すると起動は可能でWiFi接続までは出来たのですが、データ受信をしようとすると全てエラーを吐いて受信不可となりました。

また、接続の際の挙動も安定しない感じです。

 

ただし上記で作成したカードに「ZERO 704V」の純正カードからWiFi関係のデータのみ追加でコピーした場合には使用が可能になりました。

使用したのは過去にユピテルの2014年モデルで使用していた以下のカードです。

 

昔買ったものなので8GBですが、今は16GBの方が安い場合もあるようです。

また、「ZERO703V」のカードからの以降でも可能とのコメントを頂きましたので、「ZERO 703V」「ZERO 803V」でも可能かと思います。

具体的には以下の網掛けの4つのフォルダを追加でコピーする形になります。

私の場合には一度「ZERO704V」で使用した純正無線LANカードから、上記の4つのフォルダをコピーしたのですがそれだけでは正常に動作せず、一度WiFi接続設定を削除し、何度か再起動・再接続を繰り返しているうちに使用が可能になりました。

取締り共有システムの仕様

…で、この取締り共有のシステムの問題点なのですが、レーダー波を受信したユーザーの端末から自動的にデータがサーバーに送信されてそれが他のユーザーの端末でも受信できるという仕様です。(最短は1時ごと)

誤報の問題に関しては後述しますが、「ZERO 704V」では半年間で取締・検問データが4万件→6万件に大幅増となっていますよね?

もしこれの2万件が先行発売された「ZERO 703V」「ZERO 803V」「ZERO 903VS」でユーザーが受信したレーダー波のフィードバックだとしたら酷い事がが起きている気がします…。

それは「ZERO 704V」のレーダー波受信の誤報の項目で説明します。

※この増加分2万件には、今回から取締りポイントに移動した「踏切一時停止ポイント」が少なからず含まれていそうなので、2万件の中身は「ZERO 703V」「ZERO 803V」「ZERO 903VS」と大差ない可能性もアリ

誤報キャンセルシステムについて

コムテックのレーダー探知機の問題点は、他社に比べて圧倒的にレーダー探知の誤報が多い点です。

「ZERO 704V」は仕様上は以前のモデルと同じく、同じ場所で2日間に2回のレーダー探知があると誤報キャンセルの選択画面が表示されます。

ただ、実際には使用初日でキャンセル選択画面が何度か出ましたので(日付は跨いでいない)、説明書が古いままで実際は別の条件に変わっている可能性があります。

誤報検知レベルと誤報の多さ

誤報検知レベルについては「ZERO 703V」からは「LO/HI」の2段階設定になっています。(704Vも含む)

2016年モデルの「ZERO802V」では3段階でしたが、使用した感じでは「ZERO 704V」の「HI」(誤報がなりにくい)が、「ZERO802V」のレベル2(真ん中の設定)と同程度と感じました。

つまり、最大限誤報をなりにくくしても「ZERO802V」よりも誤報が多いという事になります。

 

そもそも、他社も含めてレーダー波探知の感度は他の項目で以下のような設定が可能なわけです。

このような設定があるにも関わらず、更に誤報検知レベルの調整が必要なのは如何なものかと思います。

「それって最初の初期設定おかしくね?」って思う訳ですよ。

 

私は全てのレーダー探知器で感度はMAXに設定し、速度に応じて警報をキャンセルする設定は使用しません。(必要な警報も消えたら困るので)

ただし、コムテックの場合には誤報検知を下げるとかなり誤報が鳴りまくるので、この設定はいつも最大にしています。

「ZERO 704V」の誤報は「ZERO802V」から更に増えていますし、仮に先ほど説明した誤報キャンセルシステムが作動したとしても、操作は手動なのです。

この画面は結構すぐに消えますし、運転中の操作は危険です。

一人で車に乗る人の場合にはキャンセル出来ないんじゃ?と感じますが、もし仮にですよ?「ZERO 704V」で増えた2万件の取締・検問データが、このキャンセルされていない誤報によるものだとしたら…。(仮定の話なので確認してないですよ?)

しかも人の目を介さずに自動で登録されるようなザル手法だとしたら、偽の取締りポイントが増えただけになってしまいます。

因みにユピテルとセルスターの場合には、ユーザーの投稿による共有なので精度は完璧ではないですが、そこまでザルではない筈です。

このシステムがどうなっているのかは確認出来ませんし、レーダー波の誤報と違って偽の取締り情報が登録されまくってもユーザー的には「お、レーダー探知機が仕事してる!」と感じるだけで、「偽の取締り情報」と確認する方法はほとんどありません。

■ コムテックのレーダー探知器の誤報についての見解

 

2日連続で複数のユーザーの端末において、同一ポイントでの警報が鳴った場合には、それはクラウド上で誤報と登録され、ユーザーにフィードバックされるシステムなら、かなり良さげな気もします。(共有ポイントに登録する際の選別の条件次第で良くも悪くもなり可能性があるシステムだと思います)

 

なお、ユーザー登録ポイントは「ユーザー登録ポイント」として警報が鳴りますが、先日発報した場所では取締りは行われておらず、レーダー波検知の誤報だけがなっていました。(これは何か所も検証しないと分からない)

小型移動オービスに対する識別警報を試してみた

とりあえず「ZERO 704V」の更新ポイントである、小型移動オービスの種類別のGPS警報を試してみました。

・鴻巣市深谷の新固定式の場合~従来と同様にカウントダウン警報が流れ、レーダー波受信の警報は鳴りませんでした(説明書にはGPS警報を優先すると記載があります)

・半可搬式の場合~埼玉県内の過去の設置ポイント3ヶ所でテストしました。

3ヵ所ともに500m程度手前から「半可搬式小型オービスに…」と警報が鳴りました。

なお、2016年モデルの「ZERO 802V」はもう少し手前で「速度取締りに…」との警報が3ヵ所ともに発せられています。

セルスターの2016年モデル「AR-383GA」は1ヵ所のみ「小型移動オービス」、ユピテルの2016年モデル「GWR-203sd」はこの3ヵ所のうち1ヵ所も警報は鳴らずといった結果でした。

 

各社情報のソースが異なると思うのですが、過去にちょくちょく設置ポイントをテスト走行した結果も勘案すると、小型移動オービスのGPS収録ポイントは「コムテック」>「ユピテル」>「セルスター」の順に情報量が多いという印象です。

うるさいくらいに誤報が多すぎるのはマイナスポイントですが、小型移動オービスのGPSデータが多いのはかなりプラスの要素にもなりますね。

後日追加で合計7か所のポイントでテストしました。

■ レーダー探知機 メーカー別の性能の比較実験 2017年7月版

「ZERO 704V」の総評(テスト中ですが)

「ZERO 704V」の悪い部分は誤報の多さで、コンビニに駐車すると誤報が鳴りっぱなしになる事もありますので、この点は改善ではなく、改悪されました。

キャンセルポイントの登録をすれば良いですが、設定次第で初めて立ち寄るコンビニだとどこでも鳴る感じになります。

設定次第で誤報を減らすことも可能ですが、コムテックの誤報カットの仕様に関してはこちらの記事を参照して下さい。

■ コムテックのレーダー探知器の誤報についての見解

 

ただし、インターフェイスや待ち受け画面は改善されている部分もあり、何より小型移動オービスのデータ量がかなり豊富なのでなかなか評価が難しいモデルになっています。

誤報が多くても「面白いから良いや」と考えられる人にはかなりおすすめ出来ますが、「うるさいのは苦手」な人でこまめに誤報キャンセルボタンを押せない環境の人はやめた方が良いのではないかと思います。

まあ、個人的な印象としては色々警報の種類が増えて「うるさいけど面白い」のは確かです(笑)

 

(編集長 Omi)

■ レーダー探知機比較 2017年の最新おすすめモデル

■ レーダー探知機 レーダー探知機 メーカー別の性能の比較実験 2017年7月版

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