RAVPowerさんから20,000mAhモバイルバッテリー 「RP-PB006」のサンプルを頂きました。

実のところ、LaBoon!!はスマホガジェット系のレビューサイトではないのでモバイルバッテリーのレビューを書く機会は少ないのですが、最近はドライブレコーダーの駐車監視用に運用が簡単な仕様のモバイルバッテリーを探している為、ご提案頂いたものに関しては極力お受けするようにしています。

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結論としては「RP-PB006」はドライブレコーダーの駐車監視用のモバイルバッテリーとしてはかなり使い勝手が良い部類に入ると感じています。

※安全対策は自己責任でお願いします。

その理由は最後までお読みいただけると伝わるかと思います。

「RP-PB006」のスペック

「RP-PB006」は充電用USBポート×2(最大5V×3.4A)、入力用のmicroUSBポートは5V×2Aとなっており、サイドに給電オンボタンが搭載されていると言う、モバイルバッテリーとしては比較的スタンダードな構成となっています。

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発売されて日が浅い為か、RAVPower公式サイトにはまだ商品説明ページ作成されていないのですが、Amazonの販売ページのスペックを参考に記事を書いているのですが、そのページには記載はないものの、実はパススルー充電が可能なようです。(RAVPowerさんに確認したところパススルー対応との事)

「RP-PB006」を家庭用充電器から充電

蓄電量が1/3程度の状態から「RP-PB006」に充電しながらドライブレコーダーを駆動させ続けてみたのですが、定期的に観察している限り安定して常時2.0A程度がバッテリーに充電されつつ、ドライブレコーダーも安定して駆動していました。

これは家庭内でのACコンセントから汎用アダプターの5V/2.1A出力のポートを使用した場合です。

充電量は2.07A×5.11V=1057mAhと言ったところです。

因みにこの状態でアダプターを以下のRAVPower製の5V/2.5A出力のものに変更したところ、2.13A程度で固定されています。

 

電圧は5.37Vまで上昇していますので充電量は2.13A×5.37V=1144mAhに上昇しました。

よその充電器に比べると108%の充電速度ですね。

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このアダプターはUSB-TypeC対応ですが「RP-PB006」の方が非対応なので通常のUSB-Aポートを使用してこの結果ですので充電器もなかなか高性能です。

充電ゲージゼロ~満タンまで数値に大きな変化は見られませんでした。

「RP-PB006」をシガーチャージャーから充電

今回はRAVPower製のシガーチャージャー3種類でドラレコ駆動のパススルー状態における充電圧と電流のチェックを行いました。

①「RP」~iSmart 5V×2.4A×2ポート 最大4.8A/24W出力

②「RP-PC022」~iSmart 5V×2.4A×1ポート、USB Type-C 5V×3.0A×1ポート 最大4.8A/24W出力

③「RP-VC007」~iSmart 5V×2.4A×1ポート、QC3.0×1ポート 最大36W出力

「RP-PB006」自体がUSB Type-CやQC3.0に対応していませんので②③は必要ないですが参考までに。

「RP」~iSmart 5V×2.4A×2ポートの場合

「RP」はRAVPowerのコンパクトスタンダードクラスのシガーチャージャーで、出力的にはUSB-Aのタイプとしては規格上のMAXレベルの2.4A×2のポート構成となっています。

「RP-PB006」の充電であればこれで必要充分です。

結果は4.95V/2.06A辺りで安定しています。

やはり家庭用コンセントからRAVPowerの充電器を使用したケースに比べると若干電圧・電流が落ちています。(車両のバッテリー状態にも影響されるが)

とは言え2A超の電流が流れていますので、ドラレコの0.3~0.4Aを除いても1.6~1.7Aが充電される状態になるかと思います。

結論としては「RP-PB006」と組み合わせて運用するならこれで充分です。(笑)

「RP-PC022」~iSmart 5V×2.4A×1ポート、USB Type-C 5V×3.0A×1ポートの場合

「RP-PC022」のUSB-Aポートを使用した場合の結果も、ほとんど変わらず4.95V×2.06Aでした。

因みにこのモデルはUSB Type-C規格にも対応していますが、最大出力が5V4.8AまでなのでType-C側ガッツリ使うと2.9A+1.9Aという感じになりそうですが、これくらいは誤差の範囲かなとも思いますので、USB Type-C規格に対応したスマホなどを持っている人は「RP-PC022」でも良いのではないかと思います。

「RP-VC007」~iSmart 5V×2.4A×1ポート、QC3.0×1ポート

「RP-VC007」についてはUSB-AとQC3.0ポートの両方でテストしてみました。(QC3.0ポートは非対応機器でも通常のUSB-Aのとして充電可能)

結果はQC3.0ポートで4.95V×1.98A

USB-Aポートでは4.86V×1.6Aと出力が落ちていますね。

「RP-VC007」はQC3.0対応機器をメインに考えた仕様ですので、「RP-PB006」の充電には向きませんね。

結論としてはスタンダードクラス「RP」で充分!

最初から分かり切っていたような気がしなくもないですが…「RP」が価格の割にかなり高性能でコスパが高いので「RP-PB006」の車内充電を主目的と考えるなら素直に「RP」を選んだ方が無難ではないかと思いますね。

「RP-PB006」の蓄電量のチェック

「RP-PB006」使用して「TA-010C」を電池がなくなるまで常時録画をさせ続けたところ、36時間経過したところで電流の供給がストップしました。

満タン状態での蓄電量は13000mAh程度で、3.6A×36時間の駆動が可能だったという結果です。

最近テストしたEC Technology 22400mAh(マイナーチェンジ後)が13400mAh(表記の59.8%)、Anker 26800mAhが15400mAh(表記の57.5%)でしたので、表記に対しての実際の給電量は65%(20000mAhで13000mAh)のRAVPower「RP-PB006」が最も優秀という結果です。

因みにEC Technology とAnkerのこのモバイルバッテリーはパススルーではなく、充電ポートとシガーチャージャーが接続されているとエンジンがオンであれオフであれ、機器への給電は不可です。

「RP-PB006」のドライブレコーダー外部電源としての運用

モバイルバッテリーをドライブレコーダーの外部電源として使用する場合、安全面では個々のモデルの比較検証が出来ないものの、運用面では次のように明確に差が出る部分があります。

パススルー充電の可否

パススルー充電とは、モバイルバッテリーに充電しながらモバイルバッテリーから電子デバイスに給電を行う機能です。

「RP-PB006」にはこのパススルー充電機能が搭載されており、2.1A程度の入力と電子デバイスへの給電を同時に行います。(入力-出力が充電量になるかと思います)

パススルー機能がないモバイルバッテリーを使用してドライブレコーダーの駐車監視を行う場合、ドライブレコーダーへの給電ケーブルをシガーチャージャーからモバイルバッテリーに差し替える手間が発生します。

「RP-PB006」の場合にはパススルー充電機能を搭載してる為、ドライブレコーダーへの給電ケーブルはバッテリーに挿しっ放しでも駐車監視への移行が可能になります。

安定した2.1A程度の充電

パススルーモバイルバッテリーを使用してドライブレコーダーを運用する場合、入力された電流から出力された電流と抵抗分のロスを引いたものがモバイルバッテリーへの充電流になりますが、入力側が少ないと走行中の充電が遅くなってしまい、長時間駐車監視を運用する場合には不利な条件になってしまいます。

「RP-PB006」の場合には2.0A超の安定した充電量が満充電近くまで続く為、長時間の駐車監視を行う場合には他のバッテリーよりも短い充電時間で運用が可能だと思われます。

充電側の逆流防止用のダイオード

RAVPowerさんに確認したところ、「RP-PB006」には入力側ポートに逆流防止機構が搭載されているとの事です。

モバイルバッテリーを使用してドライブレコーダーの駐車監視を行う際に面倒なのが、出力側のケーブル差し替えと、入力側の逆流防止の為にシガーチャージャーから充電ケーブルを抜かなければならないという2つの手順です。

「RP-PB006」についてはパススルー充電可能であり、入力側には逆流防止機構がある為駐車監視に入る際には特に操作は必要ありません。(駐車監視をしない時にはドラレコ側のケーブルを抜く)

空の状態から30分車を走らせてパススルーで充電

バッテリーが空の状態から上述の「RP」を使用して付属の充電ゲーブルでドライブレコーダーにパススルー給電しながらピッタリ30分間走行してみました。

その後0.36A程度の出力のドライブレコーダーを常時録画の状態で駆動させ続けたところ、110分の録画が可能でした。

その間ドライブレコーダーに出力された電流は710mAhでしたので、思ったよりも若干少ないですが、1時間走れば4時間弱の駐車監視が可能なようです。

1分の走行でで3.6分間の駐車監視が可能ですので、往復10分程度の買い物用途で使う車ならそこそこバッテリーは持ちそうです。

「RP-PB006」のまとめ

「RP-PB006」は同クラスのモバイルバッテリーの中では価格が特別安い訳ではありませんが、表記に対する蓄電量が比較的多めで、パススルー充電に対応し、更にメーカー情報で給電側には逆流防止の機構が搭載されている事が確認出来ています。

また、パススルー時の充電能力も高い為、運用面では最もドライブレコーダーの外部バッテリーに適したモバイルバッテリーの一つではないかと感じています。

 

 

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もう少しグレードの高いQC3.0やUSB Type-Cの充電方式に対応したモバイルバッテリーであれば、チャージャーやバッテリーのコストは上がるものの、更に短い時間でのモバイルバッテリーへの給電が可能かと思いますので、今後はその辺りの新規格のモバイルバッテリーでのテストを検討しています。

(編集長 Omi)

■ QC3.0の入力・出力に対応したモバイルバッテリー

■ USB Type-CのPD入力・出力対応のモバイルバッテリー

■ パススルーモバイルバッテリーのまとめ

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