ユピテルの360°ドライブレコーダーと言えば2016年12月に発売されている「Q-01」が有名ですが、おそらく昨年10月の東名高速の事件から360°ドライブレコーダーの需要が高まっている為か、後継モデル…と言うよりもWEB専売モデルの「Q-01c」が2月中に発売されるようです。

そもそも私自身が現状の解像度の範囲であれば、駐車監視などの面を考えると360°カメラよりもフロントリアのドラレコ2台搭載の推奨派ですので、いまだに360°ドライブレコーダーには手を付けた事がありません。

駐車監視にはあまり比重を置かずに走行中の状況証拠を中心に考えるならば、360°のドライブレコーダーもアリだとは思っているのですが、と全ての余計な感情を排して合理的に考えると「その目的であれば、ここまでの解像度で価格の高いモデルは必要ない」…と言う結論に至っています。(今のところは)

価格帯を考えると、現状のドライブレコーダー市場では2カメラの駐車監視特化モデルの方が実用的でコスパも高いと感じていますが、趣味向けのガジェットとしての捉え方をするならばある程度の興味は持っています。

ただし、趣味向けのガジェットとして考えると720°の視野角を4Kの解像度に収めるのでは画質の低下が気になりますし、仮に…ですが、8K超の全天球モデルが7~8万円くらいで発売されてVRゴーグルなどを使用して臨場感あふれる動画の再生・視聴が可能であるならおそらく本気で購入を検討すると思います。

結論から言うと、現状の360°カメラの一般ユーザー向けの技術とコストでは「ドライブレコーダーとしても趣味のガジェットとしても中途半端間が否めない」と言う事になって来るかと思います。

ただし、「Q-01」及び「Q-01c」については、実際にテストした事がある訳ではなく、ハードウェアのスペックやメーカー公式の動画を見て「これくらいの画質だろう」と予測の下の判断となりますので、実際に使用してみてから別の感想を抱く事になる可能性はありますね。

最近はFHDモデルであれば360°カメラも随分価格が下がって来ていますので、ぼちぼちテストを始めてみようかな?と考えています。

もくじ(クリック・タップで移動できます)

「Q-01c」のスペック

「Q-01c」のスペックは以下の表の通りです。

ユピテル
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
Q-01c
参考価格 18.02.09
64,800円
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
2560×1080
LED信号対応
30fps
360°+360°
HDR
付属16GB
最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS内蔵
駐車監視モード
常時録画+衝撃検知
マルチバッテリーOP-MB4000
常時電源ケーブルOP-VMU01
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

解像度は「2560×1080」、CMOSセンサーは200万画素となっていますが、おそらく200画素×2と言う事かと思います。

いずれにせよ、この広大な視野角を400万画素のCMOSセンサーで取り込み、276万ピクセルの映像として出力してる為、普段見慣れているフルハイビジョンの動画と比べるとかなり見劣りする画質になる筈です。

因みに720°の視野角の映像をフルハイビジョン画質並みの精細感で出力するには、CMOSセンサーで取り込んだ映像を8K以上の解像度で出力する必要があると思われます。

1700万画素のCMOSセンサー×2、または800万画素×4、400万画素×8と言う構成になるかと思いますが、これは今のところ全く現実的ではありません。

一部業務用の巨大な360°カメラでこのようなモデルもありますが、価格は50万~100万超です。(笑)

という訳で「Q-01c」はなかなかおすすめしにくいモデルになっていますが、改めて最初に述べた次の3つの目的で考えた場合にはどうでしょうか?

  • 趣味的な目的で使用する
  • ドライブレコーダーとして駐車監視も行う
  • ドライブレコーダーとして走行時のみ使用

趣味的な目的で使用する

360°ドライブレコーダーを趣味な目的で使用するなら、Youtubeでは既に8Kまでの動画の投稿・再生が可能になっていますので、8Kの解像度は欲しいところですね。

まあ、VRゴーグルとスマホなどを使用して8K動画を再生するなら、スマホの解像度もフルハイビジョン以上は欲しいところです。

因みにiPhone 7は1344×750ですので、360°動画を視聴するにはまだまだイマイチと言った印象です。(これは実際に使用してみての印象)

VRゴーグル単体で動画を視聴できるハイエンドモデルでは、解像度が1440×1440の2枚が主流となっているようですので、かなり高解像度でないと本当に臨場感のある動画の視聴は難しいのかも知れません。

従って趣味的な目的で使用するなら「Q-01c」は解像度では全く不足ですし、おそらくこの手のモデルはドライブレコーダーではなく、通常の360°カメラの市場がある程度成熟してからの発売になろうかと思います。(数年先になるでしょう)

※そもそも「Q-01c」で撮影した動画をVR動画としてYoutubeにアップロードできるかどうかも不明です。

ドライブレコーダーとして駐車監視も行う

「Q-01c」は公式サイトでは駐車監視対応と言う事になっています。

ただ、メーカーからの駐車監視動画がされていませんし、他の動画を見ていてもナンバー認識の面ではかなり微妙化と思います。

従って駐車監視に使用する前提であれば、私は「Q-01c」も含めて360°ドライブレコーダー全般はおすすめしていません。(今のところ)

ドライブレコーダーとして走行時のみ使用

私はドライブレコーダーを選ぶ基準の最優先事項は「録画視野角の広さ」と考えていますので、駐車監視を考えないのであれば360°×2の全天球モデルである「Q-01c」は最強です。

ただし、ドライブレコーダーとしての実用性を考えると、最近では「Q-01c」には採用されていないであろう、STARVISのような暗視に強い技術も浸透しつつありますので、物足りなさを感じる部分もあります。

従って、駐車監視を考えないのであれば、解像度は低くても構わないので暗視機能の強さを求めたいところですね。

まあ、ない物ねだりをしても仕方ないのですが、「Q-01c」は価格帯を考えるとやはりドライブレコーダーとしておすすめするにはなかなか難しいと感じます。

「Q-01c」のまとめ

「Q-01c」は国内で販売されているドライブレコーダーの中では最も広い720°の録画視野角となっており、確かに話題性はあると思います。

個人的には興味はありますが、価格帯を使用目的を考えるとなかなかマッチするユーザー層が思い浮かびません。

車とガジェットが両方好きなユーザーがターゲットなのかと思いますが、これに該当する私でもこの価格帯だと今のところ触手が動かないのが実情です。

私自身はドライブレコーダーと言うより、趣味的な利用で360°カメラに興味はありますので、ドライブレコーダーに限らず「これは良さそう!」と感じたものについては随時テストを行っていこうと考えています。(やるやる詐欺になるかも知れませんが…)

(編集長 Omi)

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