ここ数年でスマホやタブレットの無料カーナビアプリの機能が進化し、VICS WIDEなどの渋滞情報も当たり前のように受信できるようになって来ました。

また、インダッシュタイプのカーナビに関しても低価格モデルと車種別の高級モデルの二極化が進んでいますが、機能面で無料カーナビに劣るのはいかがなものか?…とメーカーが考えているからなのかどうかは分かりませんが、エントリーグレードでもほとんどのモデルがVICS WIDEに対応しています。

では、無料カーナビとインダッシュナビの中間にあたる特性を持つポータブルナビについてはVICS渋滞情報への対応はどうなっているのでしょうか?

VICS WIDEに対応し、渋滞情報を有効に活用できるポータブルナビは少ない

これは非常に残念な部分ではありますが、実はVICS及びVICS WIDEに対応しているポータブルナビは2017年11月の時点ではたったの1モデルしかありません。

以下のパナソニック ゴリラの最上位モデルである「CN-G1100VD」のみがVICS WIDEに対応しています。

■ パナソニック ゴリラ「CN-G1100VD」のレビュー、評価

VICS及とVICS WIDEの違い

「CN-G1100VD」はVICSとVICS WIDEの受信に対応していますが、この2つの渋滞情報の違いは固定された観測ポイントでの交通量をもとにしているのが従来型のVICS、都内でタクシーなどのリアルタイムの走行データをもとにしているのがVICS WIDEです。

「CN-G1100VD」の渋滞回避の仕組み

Yahoo!カーナビなどは出発時のルート探索時に渋滞情報を加味した経路を提示しますが、走行中に渋滞情報が変化しても渋滞回避のリルートを行うかどうかは不明です。(使用している感じではおそらく不可)

一方で「CN-G1100VD」については出発時ではだけでなく、走行中に渋滞情報が変わった時にも「スイテルート機能」により、渋滞回避オートリルートを行いますので、VICS WIDEに対応している都内においては、インダッシュナビの上位モデルと比較しても渋滞回避能力に遜色はないと思われます。

※ケンウッド2015年モデルインダッシュナビの最上位モデルと都内走行時に比較した結果、差は感じられなかった

VICS渋滞情報に対応したポータブルナビのまとめ

2015年を以てパイオニアがポータブルナビ市場から撤退しており、現在はパナソニック・ユピテルの2強の状態となっています。

ユピテルのポータブルナビはジャイロセンサーを搭載せず、VICSにも対応していません。

都心部での走行が多い車であれば、VICSやVICS WIDEのメリットを最大限に生かせると思いますので、唯一これらに対応したポータブルナビである「CN-G1100VD」を選んでおいて後悔はしないでしょう。

■ パナソニック ゴリラ「CN-G1100VD」のレビュー、評価

(編集長 Omi)

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