ATフルード、CVTフルード、ミッションオイルの交換時期の目安

マニュアルトランスミッション(MT)の場合

ミッションオイルが劣化してくるとギアが入りづらいなどの症状が出ます。

交換すると劇的にギアの入りが改善したり、加速が良くなったり体感できるほど変わることもしばしばあります。

lgf01a201401281400【著作者: Click*64】

交換時期は車両の取扱説明書のサービスデータに基づきます。

オートマチックトランスミッション(AT)の場合

一口にATと言ってもATには大きく分けて3種類があります。

  • 従来のAT(ギアの組み合わせで変速を行うもの)
  • CVT(無段変速装置)
  • デュアルクラッチトランスミッション(DCT)

従来のATの場合

通常ATF(ATフルード)を用いていますが、ATFが劣化すると変速ショックが大きくなったり加速が悪くなるなどします。

ATFは交換不要としているものもありますが、通常は交換が推奨されます。

推奨の交換周期は2~3万キロに1回です。

長期間交換していない場合は交換により変速不良や走行不能などの重大な不具合が生じる場合があります。

AT内部のクラッチが滑ってしまうのが原因です。

また、ATFの新油はほとんどの場合綺麗な赤色ですが、劣化により茶褐色になってきますので色でも判断ができます。

交換すると燃費が向上したり、体感できるほど加速が良くなる場合もあります。

CVTの場合

CVTの場合は変速ショックが出るなどはありませんが、長期間交換しないとミッションが不調になる場合があります。

交換周期は2~3万キロに1回です。

CVTFが最初は薄緑色の場合は劣化でだんだんと薄い茶褐色になってきます。

交換すると燃費が向上したり、体感できるほど加速が良くなる場合もあります。

デュアルクラッチトランスミッション(DCT)の場合

国産車だとGT-RやランサーエボリューションXなどです。

デュアルクラッチトランスミッションはトラブル回避のため、早めのミッションオイル交換が推奨されます。

交換周期は車両の取扱説明書に基づきます。

ATF、CVTF交換時の注意事項

純正以外のATF、CVTFを用いると不具合が発生する場合があります。

実は、ガソリンスタンドやカー用品店で用いるものは純正品でなくそれと互換性のあるとされる汎用オイルである場合がほとんどです。

また、汎用オイルを用いた場合、メーカー保証の期間内に不具合が生じてもメーカー保証の対象外となる場合がほとんどです。

純正オイルと互換性があるとされているものでも純正オイルではないので不具合の原因となります。

実際に汎用オイルに交換後、純正オイルではほとんどトラブルの起こりえない走行距離でミッションが不調になったという事例もあります。

デファレンシャルオイル・トランスファオイル

一般的なデファレンシャルのデファレンシャルオイル(デフオイル)やトランスファオイルは交換しないことによる不具合はあまりないので交換しない場合も多いのですが、交換した方が良いに越したことはありません。

LSD(差動制限式デファレンシャル)の場合は車両の取扱説明書に記載の周期で交換されることを推奨します。

LSDの場合はLSDオイルと記載されています。

LSD搭載車はランサーエボリューションシリーズやインプレッサWRXシリーズなど、スポーツタイプの車両です。

交換すると燃費が向上したり、体感できるほど加速が良くなる場合もあります。

※FF、FR、4WDなど駆動方式の違いでデファレンシャルやトランスファの有無が異なります。

(ライター:自動車整備士 SkyLight)

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