コムテックのドライブレコーダー2018年モデルは年始に単体モデルの「HDR-751G」が発売されており、「HDR-751G」があまりにも「HDR-351/2系」と似通ったスペックだった為、第二弾があるかな~と期待していたのですがありました!

ただし、単体モデルではなく2カメラモデルで型番はおそらく性能面ではハイエンドと言う位置付けで「HDR」が割り振られ「HDR-951GW」となっています。

なお、コムテックの2カメラモデルとしては2017年に「ZDR-015」が発売されており、一時的に在庫が不足したものの、最近では供給が追い付いたからなのか人気が急上昇しています。

「HDR-951GW」のスペックと特徴

「HDR-951GW」は2カメラモデルではあるものの、リア用のカメラはセルスターの「CSD-690FHR」と同様に赤外線LEDを搭載した車内撮影用との位置付けとなっています。

レンズ視野角はフロント120°、リア108°で録画視野角は不明ですが、他のコムテックのドライブレコーダーを見る限り、おそらくレンズ視野角に近いものが得られているのではないかと考えられます。

コムテック
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
HDR-951GW
18.04発売
参考価格 18.04.05
38,800円
Amazon
楽天市場
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Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
フロント:1920×1080
リア:1280×720
全国LED信号
29fps
フロント:水平120°(レンズ)
リア:水平108°(レンズ)
HDR/WDR
付属16GB
最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS内蔵
駐車監視モード
常時録画+衝撃検知
自動起動
専用ケーブル
HDROP-014
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

「HDR-951GW」の駐車監視の仕様

「HDR-951GW」の取扱説明書は既にアップロードされており、駐車監視の仕様については前述の「HDR-751G」に準じますが、録画方式に「衝撃録画のみ」と言う項目が加わり、「衝撃録画」/「常時録画+衝撃録画」/「タイムラプス」の3つの録画方法からの選択という形になっています。(この部分は「ZDR-014/015」と「HDR-951GW」が共通)

見た目は「ZDR-015」「HDR-751G」とよく似た仕様ではあるのですが、一部異なる部分があります。

microSDカードの録画領域の割り当て

「HDR-951GW」は2カメラ高画質化した事で1ファイル当たりのデータ量は「ZDR-015」の1.2倍程度になっています。

一方で使用可能なmicroSDカードの最大容量は32GBに据え置きです。

何が問題かと言うと、駐車監視の衝撃感度を上げ過ぎると駐車監視中の衝撃録画データが上書きされて消える恐れがあるという点です。

こう言った部分への対策として?かどうかは不明ですが、「HDR-951GW」では録画領域の割り当て方法が大きく変更されました。

「ZDR-015」の場合

1ランク下の2カメラモデル「ZDR-015」(単体モデルのZDR-014も同様)の場合には、走行時・駐車監視時も含めて「常時録画/衝撃録画」の割合を「90~70%/10~30%」から選択が可能、つまり「常時録画/衝撃録画」の領域は走行時と共有される仕様です。

「ZDR-015」については「衝撃録画」の割合を30%に設定した場合、32GBのmicroSDカードでは240ファイル(1ファイル/30秒)の120分が保存されます。

なお、前後のカメラは別々のファイルに動画を保存しますので、時間にすると60分間となります。(解像度・フレームレートの記載がないが、おそらく最高画質・29fpsと思われる)

 

この部分は駐車監視のGセンサー感度にリンクするところでもあり、「ZDR-015」は0.03G~0.15Gの範囲での設定が可能となっており、おそらくドアパンチなどの小さな衝撃でも録画されるものと思われます。(この辺りは判断が難しく、ケースバイケースとなりますので、メーカーも運用面は積極的に謳っていません)

一般的なドライブレコーダーの場合には感度を最大にするとドアの開閉で反応するが、雨や風などでは反応しない事が多く、ここまで敏感に設定すると車が前を通っただけで反応したり、隣の車のドアの開閉などでも反応する場合がります。

因みに具体的な感度は不明なのですが、私の使用しているサイバーナビMAユニットは相当感度を落とさないと、ちょっとした風雨で衝撃録画を行いますので、かなり感度を落としています。(土砂降りでようやく反応する程度)

土砂降りで反応しないとなるとドアパンチでも反応しない可能性もありますし、そういう天候の日には衝撃録画データが上書きされまくる筈です。

「HDR-751G」の場合

2018年モデルのハイエンドクラス「HDR-751G」の場合には、録画領域の設定は「ZDR-015」とは若干異なります。

走行時と駐車監視時の保存領域は分割されており、駐車監視の衝撃録画データのみ10%の固定領域に保存されます。(駐車監視中の常時録画は走行中と同じ)

32GBのmicroSDカードでは40件(1ファイル/1分)で約40分間の録画データが保存されます。(解像度・フレームレートの記載がないが、おそらく最高画質・29fpsと思われる)

ドアパンチ対策としては感度の面で微妙なところもありますが、当て逃げ対策としては録画データ数は充分ではないかと思います。

 

一方で駐車監視中の衝撃感度は「高・中・低」の3段階からの選択となっており、非常にざっくりしています。

「高」に設定しておけば、ドアの開閉には反応するので当て逃げ時には録画される可能性が高いですが、風雨で反応するほど敏感ではない気がします。(風雨の強い日に駐車監視テストはしてませんが)

「HDR-951GW」の場合

「ZDR-015」「HDR-751G」では駐車監視録画領域の割合は変更できませんでしたが、「HDR-951GW」では5/25/50%のいずれかの選択が可能となっています。

また、走行中の録画データの常時/衝撃の割合も別途に変更が可能です。

 

少しわかりにくいのですが、駐車監視録画領域を50%にした場合、50%が走行中の「常時+衝撃」、残りの50%が駐車監視モード中の「常時+衝撃」になるという事ですね。

因みに駐車監視衝撃録画の保存件数は説明書に以下のような記述が見られます。

基準がHDになっているので分かりにくいのですが、おそらく16GBのmicroSDカードの使用で初期設定での話でしょう。

走行時も合わせて「HDR-951GW」をFHD+HDの最高画質で録画した場合の記録時間は以下の表の通り、32GBで160分となっています。

「HDR-951GW」の1ファイルの時間は1分ですので、駐車監視モードに50%を割り当ててた場合には、32GBのmicroSDカードでは80分の録画が可能という事になります。

なお、この80分のうち、駐車監視衝撃録画分として使用できる領域の制限があるのかどうかは不明です。

基本的には衝撃録画以外にも常時録画データがあった方がナンバーが映る確率は上がります。(出庫の際に斜め方向に当てられたらなら、入庫時の動画もあった方がナンバーが映っている可能性が高くなる為)

まあ、おそらく40分程度の衝撃録画データがあれば余程特殊な状況を除けば問題はないのかとは思いますが…。

 

キャンセルタイマーについては「ZDR-015」「HDR-751G」では乗車・降車でしたが、「HDR-951GW」は降車時のみとなっており、乗車時には働きません。

※乗車時は1分の固定です。

駐車監視の録画方式を「衝撃録画」に設定した場合には内部メモリに一時的に動画を格納しながら、衝撃があった場合にはその5秒前から55秒後までの1分間を録画します。

この方式のメリットはmicroSDカードの使用容量を節約できる点が挙げられますが、使用電力についてはほとんど変わらないと思います。(常に内部メモリには録画データを保存している為)

 

 

駐車監視中の衝撃感度は「高・中・低」の3段階、タイマーは30分~12時間/常時オン、カットオフ電圧は11.7~12.2V、降車キャンセルタイマーは1分/2分、などの各種設定を本体のメニューで設定可能です。

※乗車時は1分の固定です。

 

通常の当て逃げには有効かと思いますが、ドアパンチには微妙かも知れません。

 

常時電源ケーブルについては「HDR-751G」で使用するものと同様に「HDROP-14」が該当品番となっています。(3ピンカプラー)

「HDR-951GW」の画質は「HDR-751G」に準ずると予測される

「HDR」の型番を冠している以上、おそらく画質の面は強い補正が特徴的な「HDR-751G」に準ずるものであると考えられます。

ただし、リアカメラについてはあくまでも車内撮影が主との打ち出し方になっていますので、全く別物かと思います。

個人ユースを考えた場合、車内よりも強烈な補正で車外の状況を白つぶれすることなく記録した方が良いのではないかと考えられます。

最近のコムテックの動きからは、個人向けのドライブレコーダーを法人にも売り込みたいという姿勢が垣間見えますので、「HDR-951GW」はタクシーや教習車などへの搭載を強く意識した製品なのかも知れません。

ただし、32GBのmicroSDカードで画質をHD+HDの低画質に設定し、駐車監視の領域を最低にした場合には400分程度の録画が可能ではありますが、法人向けとしてはこの録画時間はかなり短いのではないかと思いますね。

「HDR-951GW」のまとめ

「HDR-951GW」は駐車監視の利便性は高いですし、フロントにサブカメラを設置する事でドアパンチの現場を録画可能な状況もあるように思えます。

ただし、録画時間の短さと衝撃感度の設定範囲がドアパンチ対策には合わないような気もします。

一方で走行中の前後録画の機能については、サブカメラの逆光補正能力次第かと思いますが、「車内録画向け」と言う事なので何とも判断がし難いところです。

今の段階ではセルスターの「CSD-690FHR」と同様に器用貧乏な気がしますね。

因みに個人利用ならフロントに単体の廉価モデルを設置した方が良いような?(サイズの問題はありますが)

■ 「ZDR-012」のフロント逆向き設置事例

(編集長 Omi)

■ カー用品の持ち込み取り付け店舗の探し方

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