1月下旬にパパゴジャパンからおそらく日本国内では業界初であろう、フレームレート60fpsのドライブレコーダー「GoSafe 30G」が発売されています。

スポンサーリンク

「GoSafe 30G」の基本スペック

「GoSafe 30G」はフルハイビジョンの解像度ながら、60fpsのフレームレートを実装させた高画質なアッパーゾーンのドライブレコーダーの為、画質という部分では同社の「Gosafe 520」が一番の競合モデルになるかと思います。

フルハイビジョンのカテゴリーの中では国内でのスタンダードはケンウッドの「DRV-320/325」となりますので、この2モデルとの比較となります。

メーカー特徴パパゴ
》》》工賃が安い「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店の探し方
機種GoSafe 30G

発売日17.01
》》》セール、キャンペーンの状況次第でオートバックスが最安値になるモデルもあります。
参考価格
16.01.27
19,278円
最新価格Amazon
楽天市場
Yahoo!
AUTOBACS
》》》知らない人は要チェック!!Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
解像度1920×1080
西日本LED
信号消失対応
フレームレート60fps
水平視野角108°
逆光対策WDR
付属microSD32GB
microSD最大対応128GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS測位
安全運転支援
駐車監視機能モーションセンサー
駐車モード
起動方法
手動
内蔵バッテリー-
常時電源専用ケーブル
A-JP-RVC-1
バッテリーあがり
防止機能あり
》》》モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

「GoSafe 30G」の特筆すべき点は2点で、フレームレートが60fpsである事と、microSDカードが標準で128GBまで対応している事です。

国内で128GB対応のドライブレコーダーはケンウッドのDRV-610が挙げられますので、考え方によってはDRV-610も競合してくると思いますが、今回は画質の面においてはまず当サイトでのベンチマークの基準としている「DRV-320」との比較を中心に行っています。

その他にもパパゴのドライブレコーダーの中でも新たに搭載された機能も盛り込まれていますので、画質面と機能、デザイン面について順番に紹介して行きます。

「GoSafe 30G」の画質

まずは「GoSafe 30G」の画質について、フレームレート、精細感、逆光補正、明るさ、色調などについて説明します。

スポンサーリンク

「60fps」のドライブレコーダーの見え方

まず初めに「GoSafe 30G」の目玉であるフレームレートについてですが、60fpsというのは1秒間に60回の静止画を保存している状態です。

私自身30fpsまでのドライブレコーダーでも「Gosafe 520」などは充分に滑らかに感じていましたので60fpsと聞いた時に果たしてそこまでのものが必要なのか?30fpsとの差を体感出来るものなのかと感じました。

因みに一般的なテレビやパソコンのモニターやスマホの液晶はリフレッシュレート(画面の更新回数)が60Hz(1秒間に60回)の為、普段見慣れている映像は最高で60fpsと同等になっています。

人間の目でその差が体感できるリフレッシュレート(フレームレート)は一体どれくらいまでなのでしょう。

ドライブレコーダーとは関係ない話になるのですが、プロのゲーマー(日本での認知度は低いですが、海外では結構メジャーな存在)の方々は144Hz(1秒間の144回の画像更新)のモニターを使用するのが当たり前になっており、一度144Hzのモニターを使用すると60Hzには戻れないほどの体感差があると聞きます。

この点は個人の動体視力や再生するハードウェアの環境などに依存する部分もあると思いますが、実際に27.5fpsのDRV-320と60fpsのGoSafe 30Gの動画を比較するとこのようになります。

※スマホの場合には通信環境によっては30fpsに落とされて再生されてしまうかも知れませんので、設定で60fpsを指定して下さい。(それでも通信環境によっては60fpsにならない場合もあるかも知れません)

 

【27.5fpsと60fpsの比較 画面分割】

 

【27.5fpsと60fpsの比較 画面切り替え】

スポンサーリンク

 

 

違いがお分かり頂けたでしょうか?

私の場合はパソコンで再生すると違いがはっきり分かりますが、iPhone6では気を付けて見ないとイマイチ良く分からないという感じです。

パソコンで再生すると速度が上がるほど27.5fpsはカクカクとした動きになり、60fpsはヌルヌル動くと言ったように感じられます。

60fpsの真価が最も発揮されるのは高速域なのですが、これは一般道でのテストなので後日高速道路でもテストを行う予定です。

ただし、実際のところ27.5fpsが60fpsになったところでドライブレコーダーに求められる最大の役割である証拠能力が2倍になる訳ではないので、この機能はあくまでも撮影した動画の鑑賞など、ドライブレコーダーに趣味的な要素を求める人向けと言えます。

結論としては再生環境が整っていれば27.5fpsと60fpsは体感的にかなりの差が感じられますので、少しでも綺麗な動画を撮影したい、滑らかな動画を撮影したい人にはおすすめです。

また、高速域を多用するモータースポーツの車載カメラとしては最適なのではないかと感じます。

ガラスレンズのため精細感は高め

一般的ににじみが少ないと言われるガラスレンズですが、今回はフルハイビジョンのDRV-320と比較しています。

 

DRV-320と比較するとやはりかなり精細感は高いようです。

ただし、この点でおそらく皆さんが知りたいのは2304×1296の解像度である「GoSafe 520」との比較であろうと思いますので、後日「GoSafe 520」との比較動画をアップする予定です。

逆光補正は弱め

これはPAPAGOのドライブレコーダー全般に言える事ですが、どちらかというとレンズやCMOSセンサーなどのハード面で幅広い光の強さのレンジに対応しており、ソフトウェアで無理矢理逆光を補正している訳ではないので、若干ですが白つぶれに弱い部分があります。

ソフトウェアでの補正をしないか弱める代わりにノイズが軽減されて滑らかな動画になるのですが、一般的にはこのようにハードウェアの性能に任せた逆光対策をWDR、ソフトウェアによる合成処理をHDRと呼んでいます。

※ドラレコ業界では表記が混同されているようです。

 

夜間はかなり明るい

「GoSafe 30G」はF値1.9の明るめのレンズを採用しています。

「GoSafe 520」が2.0ですので、それよりもやや明るい感じになります。

昼間はあまり明るさを感じないのですが、夜間の動画を比較するとその差は一目瞭然です。

 

動画の2分くらいのところから信号を無視して道路を横断する歩行者が映りますが、「GoSafe 30G」の方が断然視認し易いと思います。

制限速度以下のノロノロ走行ですので危険はありませんが、もう少し距離が近いと怖いですよね。

徐行していても避けられないケースもある訳ですから。

道路で酔っぱらって寝ていた人を轢いてしまったなど、お互いに気の毒なニュースを目にする事がありますが、どちらの当事者にもなりたくないにせよ、最悪の状況では「GoSafe 30G」の方が力を発揮してくれそうです。

色調については差は良く分からない

テストしたのが1月である事もあり、色調については「GoSafe 30G」がやや黄色い、「DRV-320」はやや茶色いと言った印象どまりで、それ以上の差は感じられませんでした。

「GoSafe 30G」の機能

ここでは「GoSafe 30G」の安全運転支援機能、駐車監視機能について説明します。

安全運転支援機能

パパゴのドライブレコーダーと言えば、従来から「発進遅延警報」「速度制限標識読み取り」「速度超過警報」などの安全運転支援機能がありましたが、「GoSafe 30G」ではこれらに加えて「車線逸脱防止警報」と「前方衝突警報」が追加されています。

また、今回新たに追加された「車線逸脱防止警報」と「前方衝突警報」については時速30km以上で作動する一般道モードと60km以上で作動する高速道路用があります。

ただし、この手の機能は単眼カメラでは精度に限界があり、パイオニアのサイバーナビのように車種専用設計でカメラの取り付け位置から角度まで細かく設定しなければ中々精度の高い警報は難しいようです。

「発進遅延警報」については、毎回ではありませんが警報がかなり早く、自車が動き始めている状態でも発報します。(取り付け車種やカメラの位置、角度などで変わると思いますが最適な設定が不明)

 

「車線逸脱防止警報」についても同様で、ちょっとした左右のブレや前方にカーブなどがある場合にも反応します。

 

「前方衝突警報」については高感度に設定しましたが、おそらく30km以上の速度でかなり車間が狭くならないと発報しない仕様のようで、テストとは言えそのような事故を誘発する走行は出来ませんので検証していません。

感覚的には「発進遅延警報」をもっと遅めに、「車線逸脱防止警報」の感度を下げて、「前方衝突警報」についてはもっと早めにすると「万人が納得できる」機能になるのではないかと感じました。

あまりにも警報が多すぎると、人間には慣れと言うものがありますので警報が鳴っても気にしなくなります。

従って、これらの3つの機能については多大な期待は禁物です。

それ以外に従来からある警報として、速度超過と速度標識読み取り機能があります。

速度超過警報は予め設定した60~120kmまでの速度をオーバーした際、もしくはカメラで読み取った制限速度をオーバーした際に警報を発する機能です。(法令違反の動画をアップする訳には行きませんが、これは結構使えます)

速度標識読み取り機能については、「GoSafe 30G」では音声にて警報を行います。

 

時々誤読したり、読み取らない事はありますが(ほぼ夜は不可)読み取り精度は悪くないと思います。

制限速度をが頻繁に告知されますので、その道路の制限速度が頭に擦り込まれてうっかりスピード違反を防止するのに役に立ちます。

この機能については誤読するから使い物にならない、逆に危険というレビューも目にした事がありますが、うるさく感じる事はあるものの、危険という事はないと思います。

本来ドライバーは速度制限標識を意識しながら走行しなければなりませんが、警報があるから見なくて良いという事ではなく警報によって標識をしっかり意識して安全運転に努めるという解釈をすれば充分に実用的な機能と言えるでしょう。

駐車監視機能

「GoSafe 30G」にはモーションセンサーによる動体検知、1秒に1コマのタイプラプスモードの2種類の駐車監視機能があります。

パパゴの駐車監視用の常時電源ケーブルは、プラスとマイナスの2芯となっており、電圧検知によるバッテリー保護は可能であるものの、現状国内の主流になっている3芯ケーブル(アクセサリーと常時電源とアース)による自動の駐車監視の開始という仕様ではありません。

ケーブル自体が他社よりも数千円安くなるのは良いのですが、毎回駐車時に動体検知モードを作動させる必要があります。

この点については自動で動体検知のオンオフが可能なモデルの方が使い易いと思います。(ただし、自宅駐車場では動体検知をオフにするケースでは、手間は大して変わらなくなる)

一番ユーザーにとって都合が良いのがGPSで検知できる範囲での登録ポイントでは自動的に駐車監視をオフにする仕様ですが、いまのところそのようなドライブレコーダーは存在しないと思います。

※どうやら、この機能についてはユピテルが特許出願中のようです。

最近、「GoSafe 520」についての質問メールで動体検知の作動のさせ方に関するご質問を頂いたのですが、動体検知については「メニューボタン」→「メニュー送り」→「動体検知」→「オン」→「決定」→「戻り」という操作を要求されます。

常時録画への復帰の際にも同様ですので、ファームウェア等の対応で何かしらのボタン一つで動体検知のオン・オフが可能にするのがベターな対応ではないかと感じますし、パパゴファンの皆様にとっても嬉しい改善ではないかと思います。

緊急録画ボタンと言うのがありますが、実は私は数年ドライブレコーダーを使用してきてこの走行中にこのボタンを使った事がありません。

このボタンを動体検知のオン・オフに割り当てればかなりユーザーにとって使い易いドライブレコーダーになりますし、この辺りは今後に期待です!

デザインは個人的には好きだが好みが分かれそう

「GoSafe 30G」のデザインは、GPSユニットをレンズ上部に出してノイズを抑えてサイドのパネルをハニカム状にする事で放熱性を高めて気温が上がる夏場の安定した高画質での録画に対応しています。

※写真にあるサイドの端子はTVやモニター出力用のminiHDMI端子です。

パソコンを自作するような私にとっては、このハニカム上のサイドディティールはツボにはまってカッコイイと感じましたが、女性などから見たらどうなんでしょうか?

余談ですが、女性向けにそろそろピンクやパステルカラーのドライブレコーダーを発売しても良い時期かも知れませんね。

デジカメなどではカシオのカラーバリーションが豊富なモデルが人気のようですし、これだけ市場が成熟して来ていますので、可愛いドラレコもそろそろ良いんじゃないかっと!

microSDカードは200GBが使用出来た

「GoSafe 30G」は本体でのフォーマットで128GBまでのmicroSDカードが使用出来ますが、サンディスクの200GBのmicroSDカードも使用が可能でした。

まだまだ200GBのmicroSDは価格が高いですが、趣味的に「GoSafe 30G」には良いんじゃないかと思います。

MicroSDXCカード SanDisk Ultra 200GB Premium Edition

フルハイビジョンの60fpsで22~3時間の録画時間になるかと思います。

「GoSafe 30G」と「GoSafe 520」はどっちがおすすめ?

ざっくりと「GoSafe 30G」の画質・機能面について紹介しましたが、やはり「GoSafe 30G」の対抗馬となるのは「GoSafe 520」なんじゃないかなと思います。

この2つのモデルの比較動画はまだ用意出来ていませんが、スペック上の違いは次の通りです。

解像度~「GoSafe 30G」は1920×1080、「GoSafe 520」は2304×1296

フレームレート~「GoSafe 30G」は60fps、「GoSafe 520」は30fps

microSDカード~「GoSafe 30G」は128GBまで、「GoSafe 520」は32GBまで(両機種とも本体のフォーマットで200GBの上記microSDが使用出来てしまいました)

GPS~「GoSafe 30G」は内蔵、「GoSafe 520」は非対応

速度超過警報~「GoSafe 30G」あり、「GoSafe 520」なし

車線逸脱、前方衝突警報~「GoSafe 30G」あり、「GoSafe 520」なし

そもそも「GoSafe 520」と「GoSafe 30G」で迷うケースと言うのは画質優先で考える人だと思いますので、肝心の画質の比較が必要ですが、感覚としては精細感は「GoSafe 520」、夜間の明るさは「GoSafe 30G」と言った印象です。

滑らかさは「GoSafe 30G」の方が断然上の筈ですが、こればかりは実際に動画を並べてみないと分かりませんので、後日比較動画をこのページにアップします。

「GoSafe 30G」「GoSafe 520」「 DRV-610」の画質の比較

「GoSafe 30G」の競合モデルになるであろう、「GoSafe 520」「DRV-610」と以下の4つのポイントについて画質を比較してみました。

  • 精細感
  • 滑らかさ
  • 逆光補正
  • 夜間の明るさ

【精細感の比較】

 

やはり精細感については「GoSafe 520」が最も優れており、次いで「DRV-610」、「GoSafe 30G」はやや劣っている印象です。

そもそも解像度が違うので当たり前と言えばそれまでですが、「DRV-320」との比較で分かるようにフルハイビジョンという括りの中ではかなり精細感は優れているとは思います。

【滑らかさの比較】

 

次に滑らかさについてですが、今回は分かり易いように高速道路に持ち込んでテストしてみました。

これはハッキリ感じられると思うのですが60fpsの「GoSafe 30G」が滑らかさでは断トツですね。

次いで「GoSafe 520」→「DRV-610」と言った感じかと思います。

【逆光補正の比較】

 

逆光補正については「GoSafe 30G」はレンズやCMOSなどのハードウェア的な部分のみに頼っているものと思われます。

ソフトウェアでの補正の強さは「DRV-610」→「GoSafe 520」→「GoSafe 30G」(してないかも知れない)の順になり、「GoSafe 30G」はやや白つぶれし易いですが、全体的な見易さという話になると「GoSafe 30G」が一番ではないかなという印象です。

明るいレンズなので暗い部分が良く見えるという印象です。

【夜間の明るさの比較】

 

夜間の明るさについては「GoSafe 30G」がダントツで1位です。

因みに最近試したドライブレコーダーで「F750」もかなり明るいレンズを使用しているようでしたのでついでに比較してみたのですが、両方ともかなり明るく見易いと感じます。

ほんの少しだけ「GoSafe 30G」の方が明るいような気もしますが、同レベルと見て良いでしょう。

今まで試してみたドライブレコーダーで最も明るく感じたのはアサヒリサーチの「Driveman 1080sα」なのですが、それと同じレベルかひょっとすると少し上かも知れません。(実機が手元にないので比較不可)

それで「GoSafe 30G」と「GoSafe 520」はどっちがおすすめなのか?

一言でこの2モデルの運用上の違いを説明すると、「GoSafe 30G」はレンズの性能が高く昼でも夜でも明るい為、あらゆるケースにおける全体的な状況の把握が得意、一方で「GoSafe 520」は精細感に優れている為、走行中や駐車中の当て逃げ被害に遭った際のナンバーの把握が得意、と言ったところだと思います。

趣味的な使い方を考慮するならどちらも捨て難いですが、30fpsの動画を見てカクツキを感じるような目の良い人には「GoSafe 30G」がおすすめ、30fpsの動画を見ても滑らかに見える人には「GoSafe 520」がおすすめと言ったところでしょうか。

この辺りは感覚的な部分になるので、最後は感性で決めましょう!

※2017年4月4日に以下のファームウェアが公開されています。

ドライブレコーダー専用 ファームウェアアップデートページ ドライブレコーダー – GoSafe 30G

1.動体検知機能修正
2.速度超過警告機能修正
3.Gセンサー機能の調整
4.LED信号機対応の調整

(編集長 Omi)

■ ドライブレコーダーおすすめモデルをまとめて紹介!!

■「1万円程度で買えるドライブレコーダー」おすすめ6選

■「便利なスタンダードクラス」おすすめドライブレコーダー7選

■「高画質なハイエンドクラス」おすすめドライブレコーダー6選

■「駐車監視に特化したハイエンドクラス」おすすめドライブレコーダー7選

■ ドライブレコーダー トップメニュー

この記事が気に入ったらいいね!しよう