ユピテル 2017年のスタンダードドライブレコーダー「DRY-ST1500c」

ユピテルからフルHDのスタンダードドライブレコーダー「DRY-ST1500c」が発表されています。

ざっとスペックを見ていくと、以前紹介した「DRY-ST3000c」のGPSユニットを外したもののようです。

■ ユピテル「DRY-ST3000c」のレビュー、評価

「DRY-ST1500c」のスペック

「DRY-ST1500c」のスペックは以下の通りです。

DRY-ST1500c
17.04発売
1920×1080/30fps/HDR
LED信号対応
録画視野角 水平108°
microSD付属8GB
microSD最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS非対応
駐車監視モード
常時録画or動体検知
手動起動
専用ケーブル
OP-E487
OP-VMU01
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

見ての通り、スペック表では「DRY-ST3000c」との違いはGPSの有無のみとなっています。

ユピテルの商品展開の括りでは、上から「ハイグレードプレミアム」「ハイグレード」「シンプル」のうち、一番したの「シンプル」のカテゴリーに含まれる製品です。

ただ、「DRY-ST1500c」は基本性能部分は「DRY-ST3000c」と同じではないかと思いますし、「DRY-ST3000c」が比較的視野角が広く、そこそこの精細感も維持した高バランスのモデルですので、ユピテルの他のシンプルシリーズとは別格かなと捉えています。

※GPSを外す事でGPSが及ぼすノイズや、CPUへの負荷が軽くなるので画質は「DRY-ST3000c」よりも良くなる可能性は無きにしも非ずです。

機能面はよくまとまっている

「DRY-ST1500c」の最大のポイントは、このグレードとしてはトップレベルの(おそらく価格は「DRY-ST3000c」の数千円下で落ち着くと思うので)視野角の広さとまずまずの精細感です。

駐車監視に関しては、専用ケーブルを使用することでエンジンオフで「常時録画+衝撃検知」のパーキングモードとなり(つまり走行中と同じ)、手動で動体検知のオンオフも可能です。

因みに動体検知オンの状態では衝撃録画は行われません。

他社モデルと比較して特筆すべき点は、タイマー設定の時間の区切りが「30分/1時間/2時間/3時間/4時間/6時間/12時間/時間制限なしのタイマー設定」と短めの部分が細かく刻まれている点です。

※ケンウッドの場合は最低12時間

30分~1時間などに設定しておけば、自宅駐車場などの駐車監視を行わない場所でも電源をオフにしたり、設定を変更しなくてもバッテリーの無駄な消耗を最小限に抑えられます。

「DRY-ST1500c」の競合するモデルは?

「DRY-ST1500c」の競合モデルはオウルテック「OWL-DR04」、コムテック「ZDR-012」、パパゴ「GoSafe 130」辺りになろうかと思います。

それぞれの特徴は、オウルテック「OWL-DR04」~バランス、コムテック「ZDR-012」~視野角、パパゴ「GoSafe 130」~画質となります。

「DRY-ST1500c」はまだ実勢価格が分からないので何とも言えませんが、「DRY-ST3000c」と同じ画質であればかなり良いモデルだと思います。

オウルテック「OWL-DR04」とコムテック「ZDR-012」の中間の特性+αと言ったところでしょうか?

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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