フロント・リアの2カメラ対応のドライブレコーダー、THINKWARFEの「F750」を使用する機会を頂きました。

※リア用のカメラはOPです。

THINKWAREは韓国のシェアNo.1のドライブレコーダーメーカーですが、日本国内ではほぼ初の登場となります。

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メーカー公式サイトのスペックはこちらの通りとなりますが、「F750」は液晶を搭載しないWiFi対応のドライブレコーダーです。

THINKWARE
ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
F750

X500

レビューレビュー
キャンペーン次第でオートバックスが最安値になる場合あり
16.12発売
参考価格 17.02.02
27,800円24,800円
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Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
1920×1080
西日本LED非対応
30fps
リアカメラはOP扱い
フロント:水平不明 対角140°
リア:水平不明 対角144
WDR
付属16GB
最大64GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS内蔵
安全運転支援
駐車監視モード
動体検知
自動起動
専用ケーブル
TWA-SH
AK1-POWER CABLE
バッテリーあがり
防止機能あり
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

※駐車録画用の専用3芯ケーブルは「TWA-SH」という型番になるのですが、COWONの「AK1-POWER CABLE」と同一品との事です。

チップセットやレンズ、CMOSセンサー、ソフトウェアなどスペック表記以外の部分でもなかなか高品質なパーツを使用しています。

デザインは横長の円筒に近いタイプで、幅はそこそこありますがミラー裏に隠し易い形状となっています。

「F750」の特徴

現状の日本国内市場ではかなりの種類のドライブレコーダーが出回っていますが、他のモデルと比較して「F750」の特筆すべき点は次の4つのポイントだと思います。

  • FHDながら各パーツの性能がしっかり発揮されており、かなり高画質
  • 駐車録画のユーザビリティに優れている
  • リア用のFHDカメラに対応している(こちらも中々高画質)
  • WiFi対応でアプリが使い易い

次にここで挙げた各ポイントについての詳細を説明します。

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「F750」の画質

「F750」は業界では有名な「Ambarella社」のA7チップセット(パソコンなどと同じで高性能なCPU)を搭載し、CMOSセンサーはSONYのExmorを使用しています。

この組み合わせは他社でもよく見かけますが、ドライブレコーダーの画質はソフトウェアやレンズにも大きく左右されますので、同じパーツを使用しているからと言って同じような画質になるとは限りません。

従って実際に使用してみなければ分からない部分ではありますが、「F750」はハードウェアとソフトウェアのバランスが取れており、どんな場面でも明るく自然な色合いでの録画が可能となっています。

比較の際のベンチマークの対象としては、現状の国内No.1の人気ドライブレコーダーであろう、KENWOODの「DRV-320」としました。

この「DRV-320」は2015年モデルの「KNA-DR350」と比べて画質が大きく改善されているドライブレコーダーですが、「F750」と比較するとかなりの差が出ています。

次の動画は超逆光のドライブレコーダーにとってはかなりのシビアコンディションですが、「DRV-320」よりも太陽の光が絞られており、景色や路面は明るく映っているのが分かると思います。

また、色目も「DRV-320」がやや赤茶けているのに対して、「F750」は自然な色合いに近く、色調が鮮やかです。

トンネル出口付近でも補正も早く、ノイズも少なく感じます。

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夜間はレンズの性能か、弱めの光もしっかり拾うようになっているらしく、特に夕方から日没にかけては明るさにかなりの差が出ます。

 

精細感に関しても標準的なDRV-320よりもやや上でナンバーの読み取り精度もFHDのドライブレコーダーの中では上の方だと思います。

 

駐車録画は動体&衝撃センサー

「F750」の駐車録画は専用の3芯ケーブルを使用してエンジンが切れると自動で駐車録画モードに入る仕様です。

駐車録画はモーションセンサーと衝撃センサーによって行われますが、ここまではよくあるドライブレコーダーの駐車録画です。

「F750」のユーザビリティに優れている点は、駐車録画終了後の乗車時に「モーションセンサーによる録画」と「衝撃センサーによる録画」がそれぞれ何件あったかアナウンスしてくれる点です。

他の一般的なドライブレコーダーであれば、状況によってはモーションセンサーによる録画がかなり多くなり、車に戻る度に一々駐車録画データを確認するのは運用上現実的ではない為、実際には車に異常があった時に動画を確認する事になります。

また、衝撃センサーのみの駐車録画の場合には、実際に当て逃げなどにあった場合に衝撃を感知してからの録画開始となりますので、場合によっては当てた車が映像に残らない可能性があります。

その点、「F750」は各センサーによる録画が何件あったかアナウンスされる為、本当に確認すべき動画の有無が簡単に分かります。

※センサーの感度を調整しないとドアの開閉で普通に反応します。

前後2カメラのドライブレコーダーとしては唯一おすすめ出来る仕様

前後2カメラのドライブレコダーはユピテルやガーミン、INBYTEなどからも発売されていますが、INBYTEを除き、解像度がHD、VGAなどの低解像度のものに抑えられています。

これはmicroSDカードの容量を節約するための措置ですが、INBYTEのモデルには前後ともにFHDの2カメラタイプのドライブレコーダーがあります。

ただし、最大容量が32GB+32GBの64GBまでとなっており、MAXの録画時間は6時間までとなります。

「F750」は64GBまでの対応で、録画時間は約4時間までとINBYTEよりも短くなりますが、SANDISKの200GBのmicroSDカードが本体のフォーマットで使用可能でした。

MicroSDXCカード SanDisk Ultra 200GB

この場合、およそ13時間の録画が可能になる計算です。

その他、128GBであればSANDISK、トランセンド、TEAMのmicroSDでの起動を確認しています。

※2月4日 本体でフォーマットを行った上記200GBのmicroでの運用中に駐車録画からの復帰後にフォーマットを要求される現象が発生しました。その後パソコンで「F750」付属の再生ソフトからフォーマットを行った結果、駐車録画の復帰の際の再フォーマットは要求されなくなりました。

WiFi対応アプリが使い易い

「F750」は液晶を搭載せず、スマホで動画の確認や設定が可能となっています。

このスマホ用のアプリが中々使い易く、WiFiの起動や接続も早い為全くストレスなく操作出来るのがポイントです。

WiFiの起動や接続時にそれぞれアナウンスが流れるので、現在どの状態であるのかが直感的に分かります。

フロントカメラとリアカメラの設定を一元的に行える他、録画されたデータや現在カメラに映っている映像の確認もスムーズですので、かなり良く考えて作られたアプリだと感じます。

※WiFi対応のドライブレコーダーのアプリは操作性が悪かったり完成度が低い物も多い

リアカメラの画質もかなりレベルが高い

「F750」はオプションのリアカメラがFHDの録画に対応している点が一番のポイントだと思います。

メインカメラは高画質でもリアカメラはイマイチというのはありがちですが、「F750」に関してはオプションのリアカメラもかなりの高画質です。

 

フロントカメラと同様に逆光補正もしっかり効いており、夜間も明るく見易いのが特徴です。

 

 

カメラ本体も小型ですので、後方視界の邪魔になりませんし車内インテリアを考える上でもおすすめ出来るポイントです。

リアカメラの取り付けはケーブルが隠せれば簡単

さて、今まではリア用のドライブレコーダーは個別の購入する事をおすすめしていました。

それは何故かと言うと、2カメラタイプのドライブレコーダーは解像度が低いか、もしく充分な録画時間が確保出来なかったからです。

個別に前後に別途ドライブレコーダーを取り付けるとなると、リア用のドライブレコーダーの電源ケーブルをフロントのヒューズ周りに引き込むのがかなり面倒ですので、それはそれでベストな選択肢とも言えません。

THINKWAREの「F750」ならフロント・リア共に画質は必要充分、取付の難易度もそれほど高くなく、WiFi昨日の操作性、駐車録画の利便性もかなり洗練されています。

取付に関してはリアのルーフパネルに配線を引き込んでドアモールなどを通しつつフロントのピラーからルーフに引き込むだけです。

特にミニバンなどのリアウィンドウが垂直に近いタイプの車には、こう言った小型のリアカメラの方がスマートでバックドアの開閉にも気を遣わないで済みます。

今まではHP520をリアに取り付けていたのですが、電源ケーブルの延長などを考えるとこのような小型カメラの方が断然楽です。

これからフロントとリアにドライブレコーダーを導入しようかと検討している人は「F750」が最もおすすめ出来る選択肢になりそうです。

単体での運用も意外と良いんじゃないかと言う話

現在の国内ドライブレコーダー市場では、フルハイビジョンでGPS内蔵、逆光補正ありのモデルは1万5千円程度が主流となっています。

「F750」は価格的に3ランク程度上になるので、単体での運用を考えるなら高過ぎるかな?と当初は考えていたのですが、ケンウッドの「DRV-610」や、ユピテルの「DRY-WiFi5Vc」などのハイエンドモデルと比較した結果、「F750」はトータルバランス的にかなり優れているという印象を受けました。

文字認識精度についてはこれらの「2304×1296」のモデルと比べても悪くありません。

 

解像度はフルハイビジョンですがコントラストが強めの為、文字が浮き出ています。

逆光補正についても、ソフトウェア的な処理はしてないのかも知れませんが、かなり優秀である事が判明しました。

 

夜間の明るさに関してもパパゴの「GoSafe 30G」と同等の明るさでかなり全体が見易いと感じます。

 

「F750」の優秀な点は画質と駐車録画の使い易さですので、駐車録画ありきで考えた場合のトータルコストを比較すると、「DRV-610」と専用ケーブルのセットだと23,000円、「F750」と専用ケーブルのセットでは29,000円となります。

6,000円程度の価格差がありますが、画質・駐車録画の運用の便利さを考えれば決して高くはないような気がします。

THINKWARE DASH CAM F750 F750 JP 1CH 16GB

因みに駐車録画用の3芯ケーブルは「TWA-SH」になりますが、こちらはCOWON AK1用常時電源ケーブル「AK1-POWER CABLE」と同じものとの事です。(代理店からの回答)

「F750」のWiFi機能を外した液晶モデル「X500」であればもう少し価格が安くなり、26,000円程度で専用ケーブルのセットが揃います。

残念ながら現時点では西日本LEDには非対応のようです

2月4日に静岡県清水市において、「F750」の西日本LEDの対応状況をテストしましたが、数秒間隔で点灯・消灯を繰り返すことが確認され、現時点では非対応であることが判明しました。

従って、静岡県の富士川以西、長野県以西での運用にはおすすめしかねます。

》》》THINKWARE X500のレビュー、評価

(編集長 Omi)

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