ユピテルのドライブレコーダーは発売時期やモデルによって駐車監視の仕様が大きく異なります。

ドライブレコーダーに詳しくない人には、なかなかその駐車監視の仕様の違いが分かりにくいのではないかと思いますので、このページでは2016~2017年に発売されたユピテルのドライブレコーダーの駐車監視の仕様について解説します。

スポンサーリンク

ユピテルドライブレコーダーの駐車監視は3パターン

ユピテルのドライブレコーダーの駐車監視の仕様には、大きく分けると次の3つのパターンが存在します。

  • 常時録画+衝撃録画(パーキングモードなし)
  • 常時録画+衝撃録画(パーキングモードあり)
  • 動体検知のみ

常時録画+衝撃録画(パーキングモードなし)での駐車監視

このパターンがユピテルの駐車監視の仕様を分かりにくくしている最大の要因なのですが、駐車監視は可能であるが、パーキングモードが存在しないパターンです。

駐車監視が可能なのにパーキングモードはない…良く分からないですよね?

 

簡単に言えば、駐車中も何らかの方法でドライブレコーダーに給電を行い、走行時と同じように録画をするだけです。

パーキングモードがある場合には、駐車監視専用に衝撃検知の感度の設定が可能になりますが、パーキングモードがないモデルについては走行時と同じ衝撃検知の感度になります。

何が問題なのかと言うと、しっかり衝撃検知を行いたい場合には駐車監視の度に衝撃センサーの感度を上げないと軽く擦られた程度では衝撃センサーが働かずに、問題のファイルがロックされない可能性がある点です。

スポンサーリンク

従ってmicroSDカードの容量に余裕がない場合には、常時録画で問題の動画が保存されていたとしても、それが通常の動画で上書きされてまうかも知れません。

また、駐車監視時に衝撃センサーの感度を毎回調整するのもちょっと面倒ですよね。

このパターンの該当モデルは以下の通りです。

 

 

 

 

これらのモデルは衝撃センサーの感度を前後・左右・上下で0.5~5Gの範囲で調節できますが、毎回の設定変更はちと面倒という事です。

どちらかと言うと設定は固定して、大容量のmicroSDカードで上書きされないような対策を行う方が現実的かと思います。

■ ユピテル エントリークラスドライブレコーダー「DRY-V2」のレビュー、評価

■ ユピテルWiFi対応ドライブレコーダー DRY-WiFiV3c発売

常時録画+衝撃録画(パーキングモードあり)での駐車監視

このパターンは私が知る限り、2017年11月時点では他社も含めて全てのドライブレコーダーの中で最も駐車監視の利便性が高い運用が可能です。

今のところ該当モデルは「DRY-ST6000d」しかありませんが、駐車監視中はドライブレコーダーのメニューからフレームレートの調整、タイマー設定、カットオフ電圧設定が可能で、パーキングモードの衝撃センサーの感度を個別に調整できます。

スポンサーリンク

 

 

また、エンジンオフで自動でパーキングモードに入り、パーキングモード中には常時録画と衝撃検知による録画を行いますが、復帰時に衝撃検知の録画があった場合には告知画面が表示され、確認を促されます。

さらに自宅駐車場などで駐車監視を必要としない場所においては、GPSポイントとしてキャンセル登録しておくことで自動でパーキングモードの起動をキャンセルして電源が落ちる仕様です。(ユピテルが特許申請)

■ ユピテル「DRY-ST6000d」のレビュー、評価

動体検知のみでの駐車監視

2017年以降のユピテルのドライブレコーダーにおけるもっともスタンダードな駐車監視の仕様が、この動体検知のみによる駐車監視です。

該当モデルは「DRY-ST1500/3000/7000系」他、となります。

 

 

このパターンでは、駐車監視モード=動体検知モードとの位置付けとなります。

運用方法は駐車監視に入る前に「動体検知」をオンにし、車に戻った際には「動体検知」をオフにします。

タイマーなどで既に電源が切れている場合には「動体検知」がオフの状態で起動します。

「動体検知」の感度はかなり高めで、ファイルはロックされませんので長時間の駐車監視には充分な容量のmicroSDカードが必要となります。

■ ユピテル「DRY-ST7000c」のレビュー、評価

■ ユピテル「DRY-ST3000c/3000p」のレビュー、評価

■ ユピテル 2017年のスタンダードドライブレコーダー「DRY-ST1500c」

駐車監視中の電力の供給方法

駐車監視の方式だけでなく、駐車監視中の電力の供給方法についても複雑で、2つのパターンが存在します。

  • タイマー機能付き常時電源ケーブル「OP-VMU01」+12V→5V変圧miniUSBケーブル「OP-E487/OP-E755」を使用する
  • タイマー機能付きマルチバッテリー「OP-MB4000」+12V→5V変圧miniUSBケーブル「OP-E487/OP-E755」を使用する

タイマー機能付き常時電源ケーブル「OP-VMU01」を使用する場合

なかなか分かりにくいかと思うのですが、ユピテルのドライブレコーダーで駐車監視を行う為には、タイマー機能付き常時電源ケーブル「OP-VMU01」だけで不可能です。

 

■ ユピテル駐車監視ユニット「OP-VMU01」の使い方

なぜこのケーブルだけで駐車監視が出来ないか?と言うと、このケーブルのドライブレコーダー側が以下のような12V出力のキボシ形状だからです。

他社のこの手のケーブルは、接続側がドライブレコーダーの入力プラグに対応する形状になっているので接続方法は分かり易いのですが、ユピテルの場合には12V出力のキボシです。

従って「OP-VMU01」から出力されている12Vの電流を5Vに降圧しつつ、プラグの形状をドライブレコーダーのminiUSBに変換する為のケーブルが必要になります。

※「DRY-ST6000d」については専用ケーブルが付属します。

それが「OP-E487/OP-E755」です。

ユピテル USB電源直結コード OP-E487
ユピテル(YUPITERU) (2010-05-24)
売り上げランキング: 187

 

 

ユーザー側からしてみれば、何故この部分まで「OP-VMU01」に付属させないのか?と疑問に思うかも知れませんね。

実はそれには次のような理由があります。

ドライブレコーダーの電源の接続部分は上部か横についているものがほとんどですが、ユピテルの場合には横についているものが多く、設置した際の見た目をスッキリ仕上げる為にL字型のminiUSBコネクタが使用されています。

miniUSBは天地の幅に差がありますので、反対向きには刺さりません。

従ってminiUSBのL字の曲がりの方向をドライブレコーダーの穴の向きと合わせないとケーブルが下向きに挿さってしまい、悲しい事になります…。

残念ながら、ユピテルのドライブレコーダー内でも本体のminiUSBコネクタの向きは統一されていませんので、本体のコネクタの位置や向きに合わせて別のケーブルを選ぶ必要がある訳です。

以下のようにL字の向きが2種類ありますので、この向きの違いが「OP-E487」と「OP-E755」の違いになります。

タイマー付きマルチバッテリー「OP-MB4000」を使用する場合

上で紹介しているドライブレコーダーは、ドライブレコーダー用のマルチバッテリー「OP-MB4000」から電力を供給して駆動させる事も可能です。

ユピテル ドライブレコーダー用マルチバッテリー OP-MB4000
ユピテル(YUPITERU) (2017-03-28)
売り上げランキング: 14,691

 

 

 

■ ユピテル マルチバッテリー「OP-MB4000」の取り付け、使い方

このバッテリーを使用する場合には「DRY-ST6000d」以外では、先程紹介した「OP-E487」などの変圧miniUSBケーブルが必要となります。(「OP-MB4000」の出力は12Vキボシの為)

「DRY-ST6000d」の場合には通信機能を使用する為、別途以下の通信&電源ケーブルが必要になります。

ユピテル ドライブレコーダー用マルチバッテリー接続ケーブル OP-CB5R
ユピテル(YUPITERU) (2017-03-28)
売り上げランキング: 15,978

 

 

「DRY-ST6000d」はこのケーブルを用いてバッテリーと通信しないとGPSキャンセルポイントでのパーキングモードキャンセルが出来ません。

ユピテルのドライブレコーダーの駐車監視のまとめ

以上、ユピテルドライブレコーダーの駐車監視の仕様や電源の供給方法、必要部材などについて説明しました。

個別のモデルの仕様の違いに関しては以下の記事をご参照下さい。

■ ユピテルのドライブレコーダー 各モデルの特徴をまとめて説明

(編集長 Omi)

■ ドライブレコーダーおすすめモデルをまとめて紹介!!

■「便利なスタンダードクラス」おすすめドライブレコーダー7選

■「高画質なハイエンドクラス」おすすめドライブレコーダー6選

■「駐車監視に特化したハイエンドクラス」おすすめドライブレコーダー7選

■ ドライブレコーダー トップメニュー

この記事が気に入ったらいいね!しよう