このページでは2017年に注目されるであろう、スタンダードクラスのドライブレコーダー5機種について、様々な視点から徹底比較を行います。

メーカーさんから提供を受けたり、お借りしているサンプルもあるのでこう言ったやり方は倫理的にどうかな?と思う部分もあるのですが、ユーザー目線で考えた場合には最も知りたい情報であろうと思いますので、メーカーさんには無許可で勝手にぶった斬ります(笑)

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まぁ、今まで掲載内容の許可を得た事は一度もないのですが…。

比較するドライブレコーダー

比較するドライブレコーダーは、各メーカーのスタンダード~アッパーミドルクラスに当たる、次の5つのモデルです。

  • ケンウッド「DRV-320/325」
  • ユピテル「DRY-ST3000c」
  • コムテック「ZDR-014」
  • パパゴ「GoSafe S30」
  • パパゴ「GoSafe 388mini」
パパゴケンウッド
ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
GoSafe S30SE
GoSafe 388mini
ファミリーユースに最適なマイナスイオン鉱石配合のフルHD高画質ドライブレコーダー GoSafe 388mini GS388mini16G
DRV-320/325
ケンウッド(KENWOOD) スタンダード ドライブレコーダー DRV-320
レビューレビューレビュー
キャンペーン次第でオートバックスが最安値になる場合あり
17.03発売16.08発売16.09発売
参考価格 17.04.13
17,800円13,617円14,400円
Amazon
楽天市場
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Amazon
楽天市場
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AUTOBACS
Amazon
楽天市場
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AUTOBACS
Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
1920×10801920×10801920×1080
全国LED信号全国LED信号全国LED信号
30fps30fps27.5fps
水平100°水平108°水平100°
ExmorHDRHDR
8GB付属16GB付属8GB
最大64GB最大64GB付属8GB/32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS付属GPSはOPGPS内蔵
安全運転支援安全運転支援-
駐車監視モード
動体検知
タイムラプスあり
動体検知
タイムラプスあり
動体検知
手動起動手動起動自動起動
専用ケーブル
A-JP-RVC-1
バッテリーあがり
防止機能あり
内蔵電池25分
専用ケーブル
CA-DR150
バッテリーあがり
防止機能あり
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。
ユピテルコムテック
ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
DRY-ST3000c
ZDR-014
レビューレビュー
キャンペーン次第でオートバックスが最安値になる場合あり
17.03発売17.02発売
参考価格 17.04.13
15,854円16,558円
Amazon
楽天市場
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AUTOBACS
Amazon
楽天市場
Yahoo!
AUTOBACS
Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
1920×10801920×1080
全国LED信号全国LED信号
30fps29fps
水平108°水平109°
HDRHDR/WDR
付属8GB付属8GB
最大32GB最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS内蔵GPS内蔵
駐車監視モード
動体検知or常時録画衝撃検知+常時録画
手動起動自動起動
専用ケーブル
OP-E487
OP-VMU01
バッテリーあがり
防止機能あり
最大12時間
専用ケーブル
HDROP-09
バッテリーあがり
防止機能あり
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

個別のレビューはこちら。

■ パパゴ「GoSafe S30 PRO(S30SE)」のレビュー

■ パパゴ「GoSafe 388mini」の評価、レビュー

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■ ケンウッド「DRV-325/320」の評価、レビュー

■ ユピテル「DRY-ST3000c」のレビュー、評価

■ コムテック「ZDR-012」「ZDR-014」のレビュー、評価

ドライブレコーダーの比較項目

比較項目については、様々な用途を想定して次の8つの項目としました。

  • マウントを含めたコンパクトさや設置のし易さ
  • 視野角の広さ
  • 精細感や透明度(クリア感)の高さ
  • 動画の崩れ(ブロックノイズ)の少なさ
  • 逆光補正の強さ
  • 夜間の明るさ
  • 駐車監視の利便性の高さ
  • その他の付加機能の充実度

※色味については好みの部分が強いので評価項目から外しています。なお、クリア感やノイズの少なさについても、多少の主観が入りますので、あくまでも私の再生環境下での見え方の話です。(4KのPCディスプレイ使用)

マウントを含めたコンパクトさや設置のし易さ

マウントを含めたコンパクトさは以下の写真を見て頂くと分かり易いかと思いますが、コムテックの「ZDR-014」がやや大き目で他はほとんど変わりません。


コムテックの「ZDR-014」のマウントは接着部分が横長で大き目ですが、取り付けてしまえばさほど目立ちません。

ただし、角度の調整が前後の首振りだけで横を向かせたりなどは出来ませんし、首振りについてもいくつかの固定ポイントの中でしか設定出来ません。

また、付属のレンチを使用して角度調整のボルトを締めたり緩めたりしなければならないのが面倒ですので、これはマイナスポイントと言えるかと思います。(車内でレンチを保管しなければならない)

従ってこの項目評価は以下の通りとなります。

マウントを含めたコンパクトさや設置のし易さ
1位ケンウッドDRV-320/325★★★★★
ユピテルDRY-ST3000c★★★★★
パパゴGoSafe S30★★★★★
GoSafe 388mini★★★★★
5位コムテックZDR-014★★★★

視野角の広さ

視野角は広ければ広いほど、広範囲にわたる動画の記録が可能ですので、広いに越した事はありません。

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視野角が広がると精細感は落ちますが、それはまた別の評価項目を設けています。

スペック表記上では

1位.コムテック「ZDR-014」~水平109°

2位.ユピテル「DRY-ST7000c」~水平108°

2位.パパゴ「GS 388mini」~水平108°

4位.ケンウッド「DRV-320」~水平100°

4位.パパゴ「GS S30」~水平100°

となっていますが、実際は「ZDR-014」が体感的に表記よりも2~3°広い感じで、他はスペック表通りと言った感じです。

視野角が広い順に画像を並べると以下のような感じになります。

従って、視野角の広さの項目はの評価は次の通りとなります。

視野角の広さ
1位コムテックZDR-014★★★★★
2位ユピテルDRY-ST3000c★★★★
2位パパゴGoSafe 388mini★★★★
4位ケンウッドDRV-320/325★★★
4位パパゴGoSafe S30★★★

精細感や透明度(クリア感)の高さ

この項目でいうところの精細感は、ナンバーなどの認識精度、透明度(クリア感)については主観による部分が大きいですが、にじみの少なさや濁り感のないパキッとキレのある動画と定義します。

 

 

 

精細感や透明度(クリア感)については、何度かテストした結果、以下のような順位としています。

精細感や透明度(クリア感)の高さ
1位パパゴGoSafe S30★★★★★
2位GoSafe 388mini★★★★
3位ユピテルDRY-ST3000c★★★
4位ケンウッドDRV-320/325★★
5位コムテックZDR-014

動画の崩れ(ブロックノイズ)の少なさ

ドライブレコーダーに限らず、デジタルカメラ類は光や色の数が多くなると保存データのサイズが大きくなる傾向があり、CPUやメディアに対する負荷も上昇します。

特に明暗を高速で繰り返すような場合、HDRなどのソフトウェアによる負荷も上昇しますし、大きくなったデータを決まったサイズに圧縮する為、ところどころモザイク状にブロックノイズが入る事があります。

 

因みにそれぞれのドライブレコーダーは録画ファイルの時間が30秒や1分、5分などと異なりますが、ケンウッドとパパゴは5分単位でのファイルの構成が可能ですので、その基準に合わせて5分あたりのファイルの容量を計算すると以下のようになります。

ケンウッド「DRV-320/325」~420MB
ユピテル「DRY-ST3000c」~500MB
コムテック「ZDR-014」~327MB
パパゴ「GS S30」~480MB
パパゴ「GS 388mini」~500MB

夜や真っ暗な状態で周囲に全く変化がなければ、このデータ量は減少しますが、パパゴ以外の3社のモデルに関してはこの数値が上限となっているようです。

従って、負荷に合わせて圧縮率を変化させ、常に一定の容量値に圧縮しているものと思われます。

つまり「負荷が大きい時は圧縮率を上げる」という事です。

パパゴの2モデルについては通常は他のドライブレコーダーと同様に負荷に合わせて圧縮率を変更しているようですが、一定以上の負荷になると圧縮率を上げて小さなファイルに無理矢理収納するような事はしていません。

以下は「GoSafe S30」の保存ファイルのサイズですが、5分で480MBが標準となり、負荷が高い場合には無理に圧縮せずにファイルの容量を大きくしている事が分かります。

MAXで973MBですね。

同じシーンでは「GoSafe 388mini」は909MBでした。

ケンウッドの「DRV-320」は一定のサイズです。

ほんの少しだけサイズが大きくなっていますが、そこまでの変化はありません。

これはユピテルとコムテックも同様です。

従って、高負荷時のノイズの少なさは圧縮率を上げない部分でパパゴのモデルが有利なように思います。(「GoSafe S30」については、ソフトウェアによる逆光補正を行わないので、さらに有利)

ひょっとすると視野角の広さも影響するかもわかりません。

動画の崩れ(ブロックノイズ)の少なさ
1位パパゴGoSafe S30★★★★★
2位GoSafe 388mini★★★★
3位ケンウッドDRV-320/325★★★
4位ユピテルDRY-ST3000c★★
5位コムテックZDR-014

逆光補正の強さ(白潰れのしにくさ)

コムテックの「ZDR-014」はHDRとWDRの2通り、パパゴの「GoSafe S30」は補正なし、その他はHDRによる補正となります。

 

 

逆光補正に関してはこの5モデルでは明確な差はなく、全て標準レベルと言えそうです。

逆光補正の強さ
1位ケンウッドDRV-320/325★★★
ユピテルDRY-ST3000c★★★
コムテックZDR-014★★★
パパゴGoSafe S30★★★
GoSafe 388mini★★★

夜間の明るさ

夜間の明るさも状況の把握という面では重要なポイントかと思います。

 

明るさに関しては割とはっきりと差が出ていると思います。

夜間の明るさ
1位コムテックZDR-014★★★★★
2位ユピテルDRY-ST3000c★★★★
3位ケンウッドDRV-320/325★★★
4位パパゴGoSafe 388mini★★
5位GoSafe S30

ただ、夜間になると動画のクリアさの違いもはっきり出るような気がしますので、コムテックの「ZDR-014」が濁った感じが強く、一番暗い「GoSafe S30」のクリアさが際立つ感じもしますね。

駐車監視の利便性の高さ

駐車監視の利便性の高さは、以下のランキングになります。

駐車録画の利便性の高さ
1位コムテックZDR-014★★★★★
2位ユピテルDRY-ST3000c★★★★
3位ケンウッドDRV-320/325★★★
4位パパゴGoSafe 388mini★★
GoSafe S30★★

この項目は各社の仕様の差が複雑なので、モデルごとに仕様を説明します。

1位 コムテック「ZDR-014」

コムテックの「ZDR-014」は駐車モードがエンジンのオフに連動し、本体側からタイマーや電圧設定が可能です。

また、乗降車時の衝撃録画をキャンセルタイマーでカット出来ますので駐車監視の利便性という観点で考えると「ZDR-014」が一番だと思います。

「ZDR-014」の駐車監視は「常時録画」を行いながら「衝撃録画」を別フォルダに保存する仕様です。

また、タイマー設定が30分・1時間・3時間・6時間・9時間・12時間・常時ONから設定出来るので、自宅駐車場で駐車監視の設定を切り忘れてしまう人は、普段から1時間などに設定しておけば無駄なバッテリーの消費が防げます。

※タイムラプスの設定も可(その場合衝撃検知なし)

車に戻ってエンジンを掛けると、衝撃検知の件数をアナウンスしてくれるので車の異常を見逃す危険性が減ります。

2位 ユピテル「DRY-ST3000c」

ユピテルの「DRY-ST3000c」については、エンジンを切っただけだと「常時録画」+「衝撃録画」を行うことになります。(走行中と同じ仕様です)

また、手動で「動体検知」を起動させる事も可能ですが、この場合は「衝撃録画」は行われません。

タイマーと電圧設定は電圧監視ユニットのディップスイッチで行い、タイマーは30分・1時間・2時間・3時間・4時間・6時間・12時間・常時ONから設定出来ます。

コムテックに比べるとタイマー管理がディップスイッチな点、乗車降車時のキャンセルタイマーがない点が不便ですが、タイマーが4時間までは細かく刻まれているので使用環境にあった設定は選びやすいかと思います。

3位 ケンウッド「DRV-320/325」

ケンウッドの「DRV-320/325」はエンジン停止で駐車モードに入り、「動体検知」+「衝撃検知」での録画を行います。

タイマーと電圧設定は電圧監視ユニットのディップスイッチで行い、タイマーは6時間・12時間・24時間から設定出来ますが、短時間帯が刻まれていないので自宅駐車場などでは毎回駐車モードをオフにしないと、無駄にバッテリーを消費していしまいます。

4位 パパゴ「GoSafe S30」「GoSafe 388mini」

パパゴの「GoSafe S30」「GoSafe 388mini」は専用の常時ケーブルには電圧管理のみでタイマー設定はありません。

エンジンのオンオフに関わらず、常時電流が供給されていますので、外出先ではエンジンを切れば「常時録画」+「衝撃録画」、もしくは「動体検知」か「タイムラプス」を選択可能です。

自宅駐車場では手動で電源をオフにする必要があります。

 

どれも完璧にはバッテリーの管理は出来ないので、少しでもバッテリーの浪費を防ぎたいのであれば、こまめに手動で電源を切るなりの対応は必要ですが、便利に使おうと思ったらどこかで妥協点を見つけなければなりません。

 

大容量のモバイルバッテリーの使用を前提とするなら、「ZDR-014」はケーブルのコネクタの種類が違うので除外となります。

その他のモデルであれば手間はあんまり変わらないと思いますので、画質と視野角重視で選ぶと良いのではないでしょうか?

その他の付加機能の充実度

最近のドライブレコーダーには様々な安全運転支援機能が搭載されています。

ここで紹介しているモデルでは、パパゴの「GS S30」「GS 388mini」、コムテックの「ZDR-014」が該当しますが、パパゴの2モデルの機能は以下の通りです。

  • 出発遅延警報
  • 速度標識読み取り
  • ライト点灯忘れ警報
  • ドライバー疲労警報

オマケのような機能も多いですがこのうち「速度標識読み取り」については普段から速度標識を意識することを促されますのでかなり実用性が高いと感じます。

 

コムテックの「ZDR-014」には次の2つの機能があります。

  • 速度アラーム
  • ドライブサポート

速度アラームは30~140kmの任意の時速をオーバーするとアラームを鳴らし、ドライブサポートは前後左右の一定以上の「G」を検知すると、アラームか音声で警報を行います。

※設定が難しく、かなりうるさくなる印象ですが使用する人や目的によっては実用的かも~例えば運転が荒く、指摘するとブチ切れる家族が使用する車にさりげなく設定するなど(うちは嫁がこのパターンかも)

実用面から言うと、パパゴの機能の方がやや実用性は上かと思います。(特に標識読み取り)

その他の付加機能の充実度
1位パパゴGoSafe 388mini★★★★★
GoSafe S30★★★★★
3位コムテックZDR-014★★★★
4位ユピテルDRY-ST3000c★★★
4位ケンウッドDRV-320/325★★★

各項目の評価のまとめ

各項目の評価をまとめると、概ね①状況証拠の幅広さ、②ナンバーの認識精度、③駐車監視の利便性、④ドライブ動画の撮影などの趣味的な利用での綺麗さの4つのポイントに集約されるかと思います。

従って、ドライブレコーダーの導入目的が走行中の状況証拠であり(おそらくこれは全員が該当)、「それ以外はあまり重要視しない」場合は、コムテックの「ZDR-014」、少し視野角が狭くても綺麗な方が良いならパパゴの「GoSafe 388mini」とユピテルの「DRY-ST3000c」がおすすめとなります。

コムテック  ZDR-014 

パパゴ GoSafe 388mini

ユピテル  DRY-ST3000c

駐車監視を出来るだけ便利に使用したい場合は、コムテックの「ZDR-014」、ほんの少し不便でも綺麗な方が良いならユピテルの「DRY-ST3000c」がおすすめとなります。

コムテック  ZDR-014 

ユピテル  DRY-ST3000c

「走行中の当て逃げ」まで踏み込んで考えるなら、そこそこ視野角が広いパパゴの「GoSafe 388mini」、ユピテルの「DRY-ST3000c」がおすすめとなります。

パパゴ GoSafe 388mini

ユピテル  DRY-ST3000c

ドライブ動画の撮影など、ドラレコを趣味的に使いたいという事であればイメージセンサーにソニーの「Exmor」搭載して、負荷に合わせてファイル容量を変動させるパパゴの「GoSafe S30」がおすすめとなります。(5月7日まで割り引きクーポン発行中

GoSafe S30SE

良い意味でも悪い意味でも中庸だけど、大手ブランドの安心感が欲しいという人にはケンウッドの「DRV-320」がおすすめです。(コストな部分でも)

DRV-320

 

最近のドライブレコーダーは、どのモデルも必要最低限の機能は満たしている為、選ぶモデルはユーザーの趣向次第かと思います。

従って「どれが一番優れている」とは一概には言えませんので、自分の目的や趣向に合ったものを選びましょう。

(編集長 Omi)

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