皆さん、「ドスパラ」ってご存知でしょうか?

自作パソコンユーザーには超有名なPCパーツや、BTOパソコン(Build To Order)~個々のパーツをユーザーが指定して、それを組み立てたパソコン~を販売しているPCパーツ、BTOパソコンショップの最大手の会社です。

■参考記事 株式会社ドスパラ

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おそらく一般の人にはあまり馴染みが薄い会社かと思いますが、Windows登場前の1984年、「DOS/V機」の時代から秋葉原の裏路地に店舗を構えていたPCパーツショップの老舗です。

気が付いたら2Kオーバーのドライブレコーダー「DN914296」が1万円以下でドスパラから販売されていましたので、どの程度の物か試してみました。(昨年の12~今年の1月発売?)

「DN914296」のスペック

「DN914296」は最近のハイエンドドライブレコーダーに搭載されている事が多い、Ambarella社の「A7」というチップセットを搭載しています。

ドスパラ
ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
DN914296
16.12発売?
参考価格 17.03.17
9,999円
上海問屋
Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
2560×1080 30fps
2304×1296 30fps
1920×1080 30/45fps
全国LED信号45fpsのみ
水平106°
HDR/1920×1080 30fpsのみ
付属SDなし
最大64GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPSなし
駐車監視モード
動体検知or衝撃検知
手動
内蔵電池20分程度
専用ケーブルなし
裏技で対応
バッテリーあがり
防止機能あり
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

2Kオーバーの解像度は「2560×1080」「2304×1296」に対応していますが、いずれもフレームレートは30fpsとなっている為、西日本LEDには「1920×1080」45fpsでのみの対応となります。

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※駐車監視については特殊な部分がある為、後で詳しく説明します。

HPの「f530g」によく似たデザイン

「DN914296」のデザインは標準的なドライブレコーダーよりもやや大振りで、マウントの長さを含めるとHPの「f530g」よりもやや小さ目と言ったところです。

また、同じく1万円以下のオウルテックの「OWL-DR04」よりもやや大きいです。

デザイン面ではやや大きいという以外は可もなく、不可もない無難な印象ですが、これ見よがしにプリントされている「Ambarella」のロゴが目立ちます。

また、スペック表には記載はありませんが、レンズ周りにF値1.8、7G Lensとプリントされていますので、チップセットやレンズともになかなかハイスペックなものを使用している印象です。

電源ケーブルは最近増えているmicroUSB(Android端末と同じ)タイプで、モバイルバッテリーでの駆動も確認出来ました。

本体側面にはminiHDMIアダプタがあり、汎用のminiHDMIケーブルを使用してテレビやパソコンのモニターに動画を出力して視聴する事が可能です。

「DN914296」の画質と視野角

「DN914296」は「2304×1296 」の解像度、1万円以下の価格という事で、競合モデルはKENWOODの「DRV-610」、オウルテックの「OWL-DR04」となると思います。

水平視野角は標準モデルよりやや広い程度

水平視野角は「DRV-610」は121°、「OWL-DR04」は水平視野角は明記されていませんが録画された動画を見る限り「DRV-610」と同程度かと思います。

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「DN914296」については水平録画視野角106°と表示されており、この2つのモデルよりは狭くなっています。(標準的なドライブレコーダーの100°よりは広い)

精細感は「DRV-610」よりも上

「DN914296」は東日本エリアでは「2304×1296 」「2560×1080」30fpsの解像度でもLED信号の同期はしませんが、西日本エリアでは「1920×1080」45fpsの設定でなければ同期で消灯してしまう可能性があります。

また、HDRについては「1920×1080」30fpsでのみの設定になりますので、「2304×1296 」30fps/HDRなし、「1920×1080」30fps/HDRありの2つのパターンで比較しました。

※西日本では「1920×1080」45fps/HDRなしの設定が現実的かと思います。

【2304×1296 30fps/HDRなし】

 

「2304×1296 」30fps/HDRなしの設定においては、「DN914296」の方が「DRV-610」「OWL-DR04」よりも明らかに文字の認識率が高いと感じます。

【1920×1080 30fps/HDRあり】

 

1920×1080 30fps/HDRありの設定においては、「DRV-610」よりもやや下、「OWL-DR04」と同程度と言ったところです。

HDRによる逆光補正はかなり強め

「2304×1296」の解像度ではHDR設定はありませんので、HDR有・無でそれぞれ他の2つのモデルと比較しました。

【2304×1296 30fps/HDRなし】

 

HDRなしの設定では「DRV-610」よりも白潰れし易いですが、「OWL-DR04」のHDRとそこまで大きな差はありません。

ハードウェアの性能で補正を入れなくてもそれなりに対応出来ている印象です。

一方で「1920×1080」の解像度でHDRをオンにすると、かなり強めに補正が掛かります。

【1920×1080 30fps/HDRあり】

 

強い補正にも関わらず、ノイズがあまり入らない点がソフトウェアとハードウェアのバランスが良いと感じます。

夜間については「OWL-DR04」もかなり明るい部類のドライブレコーダーではあるのですが、いずれの設定においても「DN914296」が最も明るく感じます。

 

【2304×1296 30fps/HDRなし】

 

【1920×1080 30fps/HDRあり】

駐車監視の仕様は注意が必要

「DN914296」には「常時録画モード」「モーション検知」「パーキングモード」の3つの録画モードがありますが、おそらく…ですが「モーション検知」は駐車監視を意識した機能ではないように思いました。

と言うのは、「モーション検知」モードの状態で目の前を車が横切っても反応しない事が多く、人が行き来した程度では全く反応しません。

海外向けのドライブレコーダーでは良くあるパターンのように感じますが、運転時にモーションセンサーモードを起動して、走行時は録画を行い停車時には録画を行わないような運用をするのかも知れません。

言語設定は英語と日本語からの選択となっていますので、英語圏で売られているドライブレコーダーをベースにして日本向けにローカライズしたのではないかと考えられます。

一方で「パーキングモード」は、20分程度の内蔵バッテリーにより衝撃を検知した際に電源をオンにして録画を行う仕様です。

衝撃検知から起動までに数秒掛かりますので、当て逃げ対策としては充分ではないと感じます。

日本向け専用企画のドライブレコーダーとは設計思想が異なりますので、駐車監視用の常時ケーブルなども販売されていません。

ただし、INBYTEの「FInesafer S」などの他社のケーブルの使用は可能でしたので、モーション検知を切って駐車中も常時録画と衝撃録画を継続する方法で運用するのがおすすめです。(駐車中の常時録画と衝撃録画は、コムテックとユピテルの一部のモデルで採用されています)

■参考記事 おすすめのドライブレコーダー用 常時電源ケーブルは「CA-DR150」「FineSafer S」

■参考記事 モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー

インターフェイスは可もなく不可もない

インターフェイスはメニュー表示の方式が国産メーカーと変わらない選択方法の為、特に使い易くもつかにくくもありません。

メニューを見れば説明書を参照しなくても大体の事は分かると思います。

microSDカードは200GBまで使用の状況を確認

microSDカードについては、標準では64GBまでの対応となっていますが、以下の5つの128GB/200GBのものでの録画状況を確認しました。

CACAGOOCA07 標準64GBまで
128GBTeam 128GB

Team 128GB
TOSHIBA 128GB
(48MB/s)

TOSHIBA 128GB (48MB/s)
Transcend 128GB

Transcend 128GB

SanDisk 128GB

SanDisk 128GB
本体でのフォーマット
200GB---SanDisk 200GB

本体でのフォーマット---
〇の物は1時間以上の正常な動作・再生を確認

ドスパラ 上海問屋「DN914296」の総評

ざっくりと各項目について比較を行いましたが、「DN914296」は基本性能は非常に高いですが、残念な部分もあります。

「DN914296」の良いポイント

「DN914296」は精細感が高く、明るく、補正によるノイズも少ないので、やはりレンズ・CMOS・チップセットなどのハードウェア的な性能は高いと思います。

残念と言うより、惜しい部分は視野角が普通よりやや広め程度と言ったところでしょう。

ただし、国産大手メーカーと比べると画質は上で価格がかなり安いので、コストパフォーマンスと言う点ではかなり評価は高いです。

「DN914296」の残念なポイント

おそらくベースになっているのが海外向けの製品である為、日本での駐車監視モードの使用のされ方が意識されていないと感じます。

ドスパラほどの企業規模なら、専用の常時ケーブルも販売出来るでしょうし、ソフトウェアの変更も余裕なんじゃないでしょうか?

社外品のケーブルが使用出来たとは言え、それは動作保証の範囲外となるでしょうから、2,000円以下で専用の常時ケーブルの販売を希望したくなります。

また、次にかなり感覚の部分が大きい事ですが、型番がカッコ悪いと感じます。

何か社内の製品管理番号をそのまま型番にしているような印象で、やる気のなさや「バッタ臭」を感じます。

ドスパラの社員の方、見てるか分かりませんがもう少しカッコいい型番にした方が良いんじゃないですかね?

性能やデザインは結構良いと思いますが、型番がダサいです。

 

まとめとして、「DN914296」は関東エリアでの使用が前提ならかなりおすすめです。

駐車監視に関しては他社ケーブルを使用しての常時+衝撃という形が前提になりますが、それでも運用上の問題はないかと思います。

西日本での使用については、HDRも2Kオーバーでの解像度の録画ともLED信号に非対応ですので、このモデルを選ぶ理由は少ないと感じます。

「DN914296」は上海問屋でしか買えません

「DN914296」はドスパラは運営する電子デバイスや雑貨の通販ショップである「上海問屋」でしか買えません。

「ドスパラ」の方が知名度が高いのでドスパラのモデルという紹介の仕方をしていますが、「上海問屋」のオリジナルモデルと表現した方がより正確でしょう。

起動画面もこんな感じで「上海問屋」を前面に打ち出しています。

普段、Amazonや楽天市場で買い物をしている人には別の通販ショップで買い物をするのはちょっと面倒に感じるかも知れませんが、「上海問屋」の通販サイトは割と分かり易くて処理も軽いです。

■参考記事 上海問屋通販サイト

会員登録しなくても購入可能ですが、会員登録してから購入すると1%程度のポイントが貯まります。(ドスパラ・上海問屋の共通ポイント)

会員登録の方法は、「上海問屋」の通販サイトトップページの上段メニュー「マイページ」から

「会員登録がお済でない方はこちらへ」

「Eメールアドレス」/「Eメールアドレス再入力」

すると登録したメールアドレスに確認メールが送信されますので、貼付されているリンクをクリックして会員登録ページで必要な情報を入力します。

会員登録が終わったら、先ほどの「マイページ」からログインを行います。

後はこちらのリンクからカートに入れると購入画面に進めます。

■参考記事 滑らか動画のフルHD 45fps 高画質ドライブレコーダー (914296)

なお、microSDカードもAmazonや楽天より微妙に安い物も多いので一度確認してみることをおすすめします。

■参考記事 上海問屋 microSDカード

(編集長 Omi)

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