スマホにおされるカーアクセサリー業界

ここ数年のスマホの登場と目覚しい進化で、カーアクセサリー業界は軒並み苦戦を強いられています。

特にカーナビ業界は市場規模が大きく、粗利率も高い事からカーナビを主力商品として販売しているパイオニアやKENWOODは赤字に転落し、スマホと相性の良い機能を盛り込んだカーナビを開発して生き残りをかけた戦いに挑んでいます。

業界としては厳しい様相を呈していますが、ユーザーにとってはこれは好ましい事態であるとも言えます。

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これから数年でスマホと連動した新機能を盛り込んだ機種が続々と登場する気配があるからです。

さて、業界の動向はここら辺にして、ユーザー視点で現段階でのスマホで代用出来るカーアクセサリーについて考えてみました。

ランエボⅩを購入した時に、カーナビ・スピーカー・レーダー探知機・バックカメラ・ETC車載機などが全て搭載されていなかった為、色々迷って全て個別に購入した経緯がありますが、その時から状況も変わって来ていますので改めて現状考えられる選択肢についての再考察です。

カーナビ

カーナビについてはその付加価値という部分はさておき、純粋なナビゲーション機能だけを考えた場合、Google MapやY!カーナビで充分代用出来ることはもはや常識となっています。

ただし、ポータブルカーナビは別として、ほとんどのカーナビにはオーディオ機能も含まれている為、別途オーディオプレイヤーが必要となります。

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これらのオーディオプレイヤーにはスマホとの接続を考慮して、USB端子やBluetooth対応となっているものがほとんどです。

それ以外の重要なポイントとしては、DVDの再生が可能な液晶画面が付いているかどうかでしょう。

液晶画面が付いていれば、バックカメラ用のモニターとしても使用する事が出来ます。

また、優先度は低いですがスマホと接続する事でナビアプリを起動させてカーナビ機能が使えるモデルもあります。

carrozzeriaブランドでカーナビ業界のシェアNo.1を誇るパイオニアの最新ラインナップでもこの通りです。

メーカーパイオニアパイオニアパイオニア
機種FH-9100DVD
Pioneer 7型ワイドVGAモニターメインユニット FH-9100DVD FH-9100DVD
FH-6100DVD
Pioneer 6.2型ワイドVGAモニターメインユニット FH-6100DVD FH-6100DVD
MVH-3100
Pioneer カーオーディオ MVH-3100 MVH-3100
発売日2014年9月2014年9月2014年10月
液晶-
DVD再生-
バックカメラ連動-
ドラレコ連動-
ナビアプリ-
スマホ接続Bluetooth/USBUSBUSB

iphone6も液晶大型化の道を辿っており、ナビはスマホで充分と割り切るのであれば、液晶なしの「MVH-3100」でもスマホから音楽を取り込む事が出来ますので、充分にその役割を発揮する事が出来ます。

更に自力で取り付けが出来るのであれば、そのコストパフォーマンスは圧倒的なものになります。

一方で価格は上がりますが、FH-9100DVDとFH-6100DVDは動画の外部入力端子が付いている事から、専用バックカメラ「ND-BC7」、専用ドライブレコーダーのモニターとして使用する事が出来ます。

レーダー探知機

スマホを活用したレーダー探知機と言えば、コムテックの「レーダーフォン」が市販モデルとしては有名ですが、普通に液晶型のレーダー探知機が買えてしまう値段の為、これを買うなら使い勝手の良い一体型のレーダー探知機をおすすめします。

それはさておき、無料のスマホアプリとしてそこそこ使えるのがユピテルの「れーだーちゃんねる」とセルスターの「ASSURA+LINK」です。

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現状の市販レーダー探知機はGPSレーダ探知機が主流となっており、これらのアプリはスマホのGPS測位機能を利用して、登録されたGPS情報をもとに警報を発します。

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もちろん、レーダー波を受信する機能はありませんので、レーダーやステルスレーダー波を使用した取締りを検知する事は出来ませんが、オービスや取締りポイントのGPS情報は比較的高い信頼度を誇っています。

この2つの無料アプリですが、おすすめは「ASSURA+LINK」の方になります。

その理由は、「れーだーちゃんねる」を起動するとバックグラウンドで音楽を再生する事が出来ないのに対して、「ASSURA+LINK」はバックグラウンドでも音楽を再生出来る点にあります。

両者共通の難点は、他のアプリを起動している最中にバックグラウンドでこれらのアプリを起動出来ない点です。

つまり、上記のカーナビをGoogle MapやY!カーナビで代用している場合に、警報を発する事が出来ないという事です。

カーナビを単体で搭載している車で、音楽も他の媒体を使用して再生しているのならば、「れーだーちゃんねる」、音楽をスマホから吸出したいならば「ASSURA+LINK」という選択になります。

もちろん、これはあくまでもお金を掛けずにスマホを活用してカーアクセサリーへの出費を最小限に抑えるという発想に基づいた選択肢ですので、レーダー探知機の信頼性としては有料モデルの方が遥かに高い事は言うまでもありません。

レーダー探知機比較 2017年のおすすめモデル

ドライブレコーダー

スマホには標準で動画の録画機能が付いており、ドライブレコーダーは最もスマホと相性の良い機能だと思います。

損保ジャパンから無料でスマホをドラレコ化する「Safty Sight」なるアプリが出ており、事故の前後10秒間を記録しておく機能など、ドラレコとしての必要最低限の機能を搭載しています。

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他のアプリや音楽の再生などを行っている状態でもこちらのアプリを動作させる事は可能ですが、このアプリをバックグラウンドで動作させて他のアプリを起動する事は出来ません。

機種変更などで使わなくなったスマホを使用するのがベストな選択でしょう。

バックカメラのモニター

流石にスマホを車外に取り付ける事は出来ませんので、バックカメラとしては使えませんが、バックカメラの出力用モニターとしては使用する事が可能です。

こちらのカメラはWi-Fi搭載でスマホに動画を出力する事が出来ます。

ちょっと怪しげで人柱になる覚悟も必要な、微妙にエキセントリックな風味が漂う逸品です。

カメラの形状もちょっと野暮ったいような気がしなくもありません。

スマホで代用出来るカーアクセサリーまとめ

・ナビ機能と音楽さえ聞ければいい場合

「Google map」と「MVH-3100」だけで用を足す事が出来ます。

・ナビ機能+音楽+レーダー探知機

「Google map」と「MVH-3100」と「ASSURA+LINK」の組み合わせで5,000円強の出費で組む事が出来ます。

・ナビ機能+音楽+レーダー探知機+ドラレコ

使用していないスマホが一つあるのなら、それをドラレコアプリ「Safty Sight」に充てて、他の機能は「Google map」と「MVH-3100」と「ASSURA+LINK」で賄えます。

・ナビ機能+音楽+ドラレコ

使用していないスマホがないのであれば、レーダー探知機機能を外すしかありません。

更にドラレコアプリの「Safty Sight」は他のアプリを起動中にバックグラウンドでの起動は不可能です。

Google Mapを裏で起動させて「Safty Sight」を起動することは可能ですので、スマホのナビ機能を吸い出す事が出来る「FH-9100DVD」か「FH-6100DVD」でナビ機能を賄い、音楽+ドラレコ機能をスマホで賄うという構成となります。

・ナビ機能+音楽+レーダー探知機+ドラレコ+バックカメラ

使用していないスマホが一つあるのなら、それをドラレコアプリ「Safty Sight」に充てます。 ナビ機能+音楽+レーダー探知機はメインのスマホで「Google map」と「MVH-3100」と「ASSURA+LINK」、更に怪しげなバックカメラ「Wii11」の出力用にメインのスマホを充てます。

他にも「FH-9100DVD」か「FH-6100DVD」を前提に考えれば、怪しくないバックカメラ「ND-BC7」を使用したりと、色々構成がありそうですが、キリがなさそうなのでこれ位にしておきます。

カーナビおすすめモデルの比較 2017年版

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