ベンツ新型Vクラス ハイブリッドモデルについての考察

家族旅行で不満タラタラのランエボX

エルグランドからランエボXに乗り換えてからそろそろ2年を迎えようとしています。

まだまだランエボXには長く乗り続けたいと考えていますが、夏休みの家族旅行などの際にはエルグランドに乗り慣れていた家族は、その乗り心地と車内の狭さに(普通の乗用車としてはそこまで狭くない)不満が出て来ました。

2015-05-07 15.21.12

我が家は嫁車としてもう一台モコを保有しているのですが、ランエボXを維持しつつ家族旅行の際の不満を回避するには、やはりモコを処分してミニバンを購入するしかない気がします。

先立つものはお金ですが、まあそれなりに死に物狂いで働けばどうにかなりそうな、ならなそうな気もしますが、仕事を頑張る上でも車の購入の計画は私にとって重要な要素になりますので、最近はミニバン購入計画を真面目に考えています。

日本の高級ミニバンはアルファードとヴェルファイアの独壇場か?

ミニバンと言えば、トヨタのヴォクシーやノア辺りがもっとも一般的でメジャーな存在だと思いますが、以前はエルグランドに乗っていたという事もあり、その広さに慣れていた嫁は否定的です。

何よりも見栄っ張りで感性だけで生きている嫁は、アルファードかエルグランドじゃなければダメだと主張していたのですが、最近はどこで見かけたのかベンツのVクラスが良いと言い出しています。

このベンツVクラスの現行モデルは「V350」ですが、新車価格で500~650万円と2015年発売の新型アルファード(ガソリン車320~670万円/ハイブリッド車400~700万円)と比べてバカ高い訳でもありません。

2014年モデルの中古車なら400万円程度ですが、このクラスのミニバンの燃費の悪さは半端じゃないことはエルグランドで経験済みですので、これは流石に買う気がしません。

乗り心地や車内インテリアの評判もあまりよろしくないようですし・・・。

そうなると、やはりアルファードかヴェルファイアのハイブリッド狙いになるのですが、このあたりも2014モデルの中古車で400万円程度になっています。

残念ながらエルグランドにはハイブリッドの設定がありません。2015年内にハイブリッド車発売の発表があるのではないか?という情報はありますが。

アルファードとヴェルファイアについては2015年に新型が発売されたばかりですので、そちらも心が惹かれる部分があります。

このように検討していくと、今の日本の高級ミニバン市場にはアルファードとヴェルファイアしか選択肢がない事に気付いてしまいます。

しかしながら、ヨーロッパにおいては新型Vクラスをベースしたプラグインハイブリッド車「コンセプト ヴィジョン e」なる車両がジュネーブモーターショーにて発表されています。

 

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V

新型Vクラスとアルファードの比較

気になる「コンセプト ヴィジョン e」のハイブリッドシステムですが、Cクラスのコンセプトカー「C 350 e」のプラグインハイブリッドシステムと同じものだそうです。

単体で見ても良く分からないので現行のアルファードハイブリッドと比較してみます。

ミニバン比較アルファードハイブリッド
 2015年モデル
ベンツVクラス
コンセプト V e
外観アルファードハイブリッドmb-concept-vision-e_002
エンジン直4 DOHC ガソリン直4 DOHC ガソリン210ps(155kW)
モーター不明90kW(トルク340Nm)
エンジン+モーター152ps(112kW)
トルク 21.0kg・m(206N・m)
333ps(245kW)
トルク600Nm
燃費18.4km/ℓ33.3km/ℓ
全長4,9155,170~5,370
全幅1,850-
全高1,9501,880

流石にPHVというだけあって「コンセプト ヴィジョン e」の燃費はかなり良いですね。

しかも、かなりパワフルなエンジンとモーターの仕様となっています。

全幅は未確認ですが、日本の現行V350が1,910mmですのでそこから大きくは外れていないと思います。

正直、このまま実現したらかなり凄い車です。このスペックだと価格の方もお高くなりそうな気がします。

現行のV350が500~650万円ですが、750~1,000万円くらい行きそうな?

まだコンセプトカーが発表されたばかりですので、日本に入ってくるのは2年後くらいでしょうか?

その辺りの動きを見ながらお金を貯めておこうと思います。

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